学生たちの挑戦!ロレアル主催ビジネスコンテストで日本代表チームが活躍
最近、世界最大の化粧品会社ロレアルグループが主催する学生ビジネスコンテスト「BRANDSTORM 2025」が開催されました。この大会は、約43ヵ国から集まった若き才能たちが集結し、革新的なビジネスアイデアを競い合う場となっています。そして、日本代表チームの「AlromaSync」が見事に準決勝へ進出を果たしました!
AlromaSyncの結成
AlromaSyncは、異なる大学に在籍する3人の高校時代の友人で構成されています。彼らは秋田大学、青山学院大学、明治大学にそれぞれ在籍しながらも、フルリモート体制で強い絆を持って活動しています。日本国内の予選では、見事に優勝を収め、これが世界大会への大きな舞台となりました。
コンテストの趣旨とテーマ
「BRANDSTORM 2025」は、世界中の学生が集まり、次世代の男性の生活者のニーズに応える商品やサービスを提案することを目的としています。今年のテーマは『MEN. BEAUTY & CARE. GAME ON!』であり、男性の美容とケアに焦点を当てたプロジェクトが出展されました。特に、体臭や加齢臭といった悩みを抱える中年男性向けの解決策が求められました。
準決勝のプレゼンテーション
準決勝はパリの本社内で行われ、AlromaSyncは、中年男性を対象にしたスマートパッチを用いたプレゼンテーションを行いました。このスマートパッチは汗を分析し、その原因を特定することで、最適な対策をアプリを通じて提案するというもので、QOLの向上を目指しています。特に「自信に満ちた毎日へ!」というメッセージが強い印象を与え、観客の心を掴みました。強豪揃いの中、堂々としたプレゼンテーションを披露した彼らは、聴衆から大きな拍手を受けました。
決勝戦の舞台
続く決勝戦は、「ビバ・テクノロジー」というスタートアップの祭典内で行われました。AlromaSyncは、世界から選ばれた6チームとの白熱した戦闘を繰り広げました。各チームは3ヶ月間のプロジェクト契約とロレアルでのマネジメント研修生としての雇用契約を目指しており、緊張感も高まっていました。最終的には南米チリのチームがその革新的なアイデアで優勝を手にしました。
経験を通じて得たこと
大会後、AlromaSyncのメンバーは「この大会を通じて得た刺激と学びは非常に貴重でした」と振り返ります。特に、他国の参加者との交流や、多様な文化に触れたことが大きな財産となったようです。また、パリの美しい景色にも心を奪われたと語っています。彼らにとって、今回の経験は一生の思い出となり、今後の成長に繋がることでしょう。
ロレアルの役割
ロレアルは、115年以上にわたり美容・化粧品業界のリーダーとして、消費者の美への希求やニーズに応え続けてきました。多様なブランドポートフォリオを持ち、優れた品質と安全性を提供し、持続可能な未来を目指しています。さまざまな挑戦を通じて未来のビューティーを創造していく姿勢は、若い才能たちにとっての刺激ともなり、次世代のビジネスパーソンにとっても大変意義深いものです。
今回の「BRANDSTORM 2025」での経験を経て、AlromaSyncはさらなる成長を目指して努力を続けることでしょう。彼らの挑戦から目が離せません!