ファンケルが目指すともに生きる社会
株式会社ファンケルでは、障がいのある方々がより良く暮らせる社会の実現に向けて、新たな取り組みを開始しました。神奈川県が定めた「ともに生きる社会かながわ憲章」に基づき、7月21日から27日の間に集中的な広報活動を展開します。この機会に、ファンケルはその理念を広めるためのさまざまな施策を実施する予定です。
ともに生きる社会かながわ憲章とは?
「ともに生きる社会かながわ憲章」は、障がい者に対する差別や偏見をなくし、誰もが自分らしく生活できる地域共生社会を目指す取り組みです。この憲章は平成28年に神奈川県によって制定されました。ファンケルでは、この理念がさらなる社会貢献の推進と一致していると認識し、各種セミナーを通じてその普及に努めます。
具体的な取り組み内容
ファンケルでは、「身だしなみセミナー」と「視覚障がい者向けセミナー」を開催し、その中で憲章について説明します。これらのセミナーは、社会の一員としての自信を持ってスタートできるよう、参加者を支援する内容となっています。
身だしなみセミナー
このセミナーでは、特別支援学校に通う生徒たちが社会人としての基本的な身だしなみを学ぶための実践型プログラムです。洗顔やスキンケア、整髪の実習を通じて、「自分らしく、社会で輝く」ことをサポートします。新しい社会人として自信を持って踏み出すために、基本的な技術を習得する場を提供します。
視覚障がい者向けセミナー
視覚に障がいを持つ方々が、日常生活をより豊かにできるように設計されたセミナーです。スキンケアやポイントメイクに加えて、ファンケルの独自技術である「タッチマークシール」を紹介します。このシールは、容器の区別をしやすくし、参加者が自立して身だしなみを整えるのを助けるのが特徴です。
ファンケルは、すべての人が互いを尊重し合い、共に生きることができる社会を目指し、日々努力しています。当社が行う広報活動は、その理念を広げ、より多くの人々が共生の価値を理解する一助となることを期待しています。
安定した社会づくりのためには、一企業の取り組みだけでなく、広く市民全体での理解と協力が不可欠です。ファンケルはこの憲章の普及活動を通して、地域の一員としての責任を果たします。皆さまも、共生社会の実現のためにともに歩んでいただければ幸いです。