新たな直売所オープン
2025-04-10 16:54:20

山梨・石和温泉駅徒歩3分に新しいジェラートと干し芋の直売所が開店

山梨の新名所!ジェラート・干し芋工場がオープン



山梨県笛吹市に、2025年5月2日(金)にジェラートと干し芋を販売する直売所がオープンします。石和温泉駅からわずか徒歩3分という立地に位置し、地域経済に新たな息吹を吹き込みます。この直売所を運営するのは、山梨県内で障害者の就労支援や地域商社事業を行なうKEIPE株式会社。彼らは地域農家が直面する課題を、規格外品の活用を通じて解決しようとしています。

「企画で規格を超えていく」



直売所のテーマは「企画で規格を超えていく」。多くの農家が抱える後継者不足や規格外品の行き場がない問題に対して、KEIPEは自社の経験を生かし、新たな価値を創造します。生産者が安心して作物を提供できる環境を整え、余すところなく農作物を大切に利用することを目指しています。工場と直売所の設立は、農作物の加工と販売の流れを一手に構築できるという、重要な第一歩です。

農家との信頼関係構築



このプロジェクトを推進する地域商社事業部の飯室和希氏(31)は、農家から多くの声を聞く中で、彼らのニーズに応えることがKEIPEの原点であると語ります。例えば、規格外の桃を市場に出した際の反響から、農家と消費者の間に大きな可能性があることを実感しました。これを実現するために、直売所が必要だったのです。

提供する商品



直売所では以下のような商品が取り扱われる予定です:
  • - ドライフルーツ(無添加・砂糖不使用)
  • - 国産さつまいもの干し芋(自社工場製造、糖度60度)
  • - 国産フルーツを使ったジェラート
  • - 乳製品を使用しないフルーツベースのソルベ
  • - 新鮮なフルーツ(桃やぶどうなど、規格外品も取り扱い)

これらはふるさと納税やECサイトを介しても手に入る予定で、地域に根ざした取り組みが広がっています。

顔の見える関係を築く



地域商社事業部のマネージャー、雨宮友美氏は「生産者との顔の見える関係」を大切にしています。直接農家から仕入れることで、商品の背後にあるストーリーを消費者に伝えることができるのです。こうした取り組みは、農家の経験や努力を尊重するような関係性を育んでいます。

ガラス張りの工場で学ぶ



また、直売所では「ガラス張り」の工場が設けられており、訪れる子どもたちが加工過程を観察できるようになっています。働く大人の姿を通じて、将来への希望を育む手助けをし、フードロス削減の意識も高めることが目的です。

オープンイベントの情報



オープンに先駆けて、2025年4月25日(金)には記者向けの内覧会が予定されています。この機会に実際の工場や直売所を見学し、商品の試食もできる貴重な体験が用意されています。一般の方は、5月2日のグランドオープンを楽しみにしてください。

KEIPE株式会社は、「障がいを特別なものにせず、誰もがそこに居ていい社会」を目指し、今後も地域とともに様々な事業を展開していく予定です。私たちの生活に直接関わる食品から、地域の未来に目を向けるこの取り組みに、ぜひ注目してみてください。


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