新しいSAKEの誕生
2026-02-24 11:39:11

次世代テロワールから生まれた新しいSAKE『山田錦×稗(ひえ)』

次世代テロワールから生まれた新しいSAKE『山田錦×稗(ひえ)』



兵庫県三木市の休耕田が、新たな可能性を秘めたテロワールとなり、全風土醸造型のSAKE「800米〈心拍〉」がついに発売されました。このお酒は、山田錦という日本最高峰の酒米に、古代穀物の稗(ひえ)を組み合わせたものです。LINNÉと心拍が手を組み、持続可能な農業を通じて新たな酒文化を作り出そうという思いが込められています。

「800米〈心拍〉」の誕生背景



このプロジェクトは、機能的で環境に優しい農業の確立を目指すもので、地域の風土や農家の歴史を尊重しながら進められています。特A地区で知られる兵庫県三木市は、酒米として最も有名な山田錦の産地であり、最近では耕作放棄地の増加が問題となっています。そこで、出身者である岩崎達也さんが、実家の農業を再生する取り組みを始めました。彼の姿勢に共鳴したLINNÉも参加し、地域の農業を復興させる新たなモデルを模索していくことに。

この「心拍」というプロジェクトは、契約農家が栽培した米をもとに、環境再生技術を駆使した持続可能な農業を実現しようとしています。研究の一環として神戸大学の学生も参加し、若い世代が受け継ぐ新しい農業へのアプローチも試みています。こうした取り組みが、『800米〈心拍〉』という新しいSAKEへとつながっています。

SAKEの特徴と味わい



「800米〈心拍〉」は、14%のアルコール度数を持ち、その味わいは深く、まろやかな口当たりが特徴です。鼻をくすぐるハーブの香りが広がり、一口含むと米の甘みと共に稗由来の優しい滋味が重なり合います。淡麗とは異なる独特の奥行きを感じさせる味わい。さらに、山田錦の上品な旨みが、飲んだ後も長く残ります。冷酒から常温、燗酒まで様々な飲み方で楽しめ、どんな料理とも相性が良いのがポイントです。

ハーブのようなニュアンスは、白身魚のカルパッチョや洋風のブラータチーズとも好相性。更に、春の山菜を使った天ぷらや、大葉を添えた鯵のなめろうなど、お酒のさっぱりとした味わいが和の食材と調和します。特に燗酒にすると、その香りが際立ち、より豊かな風味を楽しむことが可能です。

環境とサステナビリティ



プロジェクトの中で特に目を惹くのが、環境への配慮です。農薬や化学肥料を使用せずに米を栽培し、土壌の力を引き出す持続可能な方法を採用しています。農業には様々な問題がある中、畑に育つ雑草やそれに類するものを価値に変え、農業の新たな側面を見出す試みが行われています。このような取り組みは、農地の再生だけでなく、地域文化や風土も守ることにつながります。

今後の展望



「800米〈心拍〉」は、2026年の2月24日に全国で販売が開始され、すでに海外への輸出も決まっています。毎年新たな原料で醸造されるこのSAKEは、その年特有の風味を楽しむことができ、飲み手に新しい体験を提供してくれます。

農業の未来、地域文化の再生、そして持続可能な食文化の形成に向けて、次世代のテロワールを形作ることを目指すこれらの活動。この新しいSAKEを通じて、ぜひ皆さんもその豊かなストーリーを感じてみてください。


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