GACKTの音楽体験
2025-12-24 15:51:39

GACKTが作り出す新たな音楽体験!ロックとオーケストラの融合の最新公演レポート

GACKTが魅せる新たな音楽体験。



2026年夏、GACKTが全国8都市を巡るフルオーケストラツアー【GACKT 魔王シンフォニー 2026 -INFINITY-】の開催が決定し、音楽ファンの期待が高まっています。その前に、12月23日に行われた最新公演【GACKT PHILHARMONIC 2025 魔王シンフォニー THE REVIVAL】が再演され、GACKTが描く“ロックとオーケストラの融合”の世界が再び観客を魅了しました。

そう、多くの観客が詰めかけたすみだトリフォニーホールでの出来事です。GACKTは、自身が指揮をするだけでなく、バンド・YELLOW FRIED CHICKENzとの協力で、壮大なオーケストラの演奏と共に彼の音楽をさらに進化させました。今回の公演では、前回の人気公演に新しい要素を取り入れ、観客に以前にも増して強烈な印象を与えています。

舞台には総勢80人のオーケストラが並び、前回から引き続いて彼らは黒のローブを纏い仮面をつけています。ステージは新たに段差が設けられ、上段にはオーケストラ、手前にはバンド、そしてGACKTがセンターという構図が観客の期待感を高める演出として機能しています。1階席はオールスタンディングという前代未聞の試みも行われ、開演前から会場は熱気に包まれました。

ライブは「RETURNER-闇の終焉-」で始まり、GACKTが提唱する“ロックとオーケストラの融合”が体現されました。彼は「音すべてが聴こえ、なおかつ迫力も感じられる」音の世界を織り上げ、観客がこれまでにない音楽体験を味わうことに成功したのです。演奏が終わるたびに大きな歓声が響き渡り、その雰囲気は公演が進むごとに高まっていきます。

特に中盤で披露された「REDEMPTION」では、会場のボルテージが一気に上昇。激しいサウンドとともに、GACKTと彼のバンドメンバーが息を合わせ、間奏にオーケストラが加わることで、音楽の高揚感が一体感を生み出しました。他の楽曲にもオーケストラサウンドが巧みに組み込まれ、観客は未知なる音楽の旅へと引き込まれます。

「BIRDCAGE」のパフォーマンスでは、幻想的な照明が水面のキラメキを思わせ、その美しさに観客は目を奪われます。サビでバンドサウンド、アウトロでオーケストラというメリハリのある展開で、曲の持つ深い感情を見事に表現しました。

感情豊かな歌声で観客の胸を打った「LUST FOR BLOOD」を終えた後には、GACKT自身が指揮台に立ち、村上史昂氏から指揮を引き継いで「FOUR SEASONS」を披露します。通常、アーティストが客席に背を向けることは稀ですが、GACKTの背中からは彼の品格がにじみ出ます。指揮する姿と彼の歌声が合わさり、80人のオーケストラが奏でる美しいメロディーに観客は心を奪われました。

さらに、激しいロックナンバー「CLAYMORE」や「キミが待っているから」が続き、公演は終盤に差し掛かります。ラストには「LOST ANGELS」が演奏され、オーケストラによる力強い演奏がGACKTの歌声と一体化し、圧倒的な存在感を放ちました。これこそが“魔王シンフォニー”の真髄です。

全13曲、約90分にわたってMCなしで駆け抜けたGACKTは、彼の音楽に対する姿勢や美学を音楽の隅々で感じさせてくれました。ステージを去る際のマントさばきには、彼の想いが込められているかのようで、会場に響き渡る拍手は彼への賛辞で溢れていました。

この公演を通じて、彼の音楽がファンにどれほどの感動を与えたのかを実感させられました。GACKTの次なる挑戦、フルオーケストラツアー【GACKT 魔王シンフォニー 2026 -INFINITY-】への期待が高まります。この機会を見逃すことなく、ぜひ現場で感じてほしいものです。

公演情報



◇ 日時・会場:
  • - 【埼玉】2026年7月14日(火)ウエスタ川越 大ホール
  • - 【宮城】2026年7月18日(土)東京エレクトロンホール宮城
  • - 【広島】2026年7月26日(日)JMSアステールプラザ 大ホール
  • - 【福岡】2026年8月2日(日)久留米シティプラザ ザ・グランドホール
  • - 【東京】2026年8月11日(火・祝)文京シビックホール 大ホール
  • - 【愛知】2026年8月15日(土)刈谷市総合文化センターアイリス
  • - 【北海道】2026年8月18日(火)札幌市教育文化会館 大ホール
  • - 【大阪】2026年8月29日(土)東京建物 Brillia HALL 箕面

◇ 出演:
GACKT、バンド・YELLOW FRIED CHICKENz

次回の音楽体験も待ち遠しい限りです。


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