新しい学びの空間
2025-05-09 10:50:29

アップサイクルで生まれ変わる学校の新しい学びの空間、コアラウンジの魅力とは

学校の新しい魅力を引き出すラーニング・コモンズ



東京農業大学 第三高等学校(以下、東農大三高)は、学生にとっての魅力的な学びの場を創出するため、視聴覚室を全面的にリニューアルしました。この新しい空間は、学生たちが主体的に学ぶことを支援する「ラーニング・コモンズ」という名の学び合いの場となります。全体が木目調でまとめられた心地よい空間で、訪れる学生たちを迎え入れ、自由なグループ学習や自習を促進します。

ラーニング・コモンズの特徴



ラーニング・コモンズは、近年の教育においてアクティブ・ラーニングの場としての重要性が増しており、学生同士が話し合いを通じて学ぶことが求められています。東農大三高のこの空間も、友人と一緒に集まって学習したり、リラックスしたりできる場を提供することを目的としています。

この新しい学びの場では、机や椅子を自由に配置できるため、学生の活動スタイルに合わせて空間を使いこなすことができます。そして、心地よさを追求したカフェのようなデザインが、学生たちの創造性を引き出し、より良いコミュニケーションが生まれることを期待しています。

アップサイクルの魅力



興味深いのは、ラーニング・コモンズの室名サインが、リニューアル前に使われていたカーテンをアップサイクルして作られた点です。廃棄される運命にあったカーテンを使い、新たな価値を提案することによって、エコロジーな視点も加わりました。

このサインに込められたのは、東農大三高のマスコットキャラクターであるコアラと、ここが学生のコミュニケーションの中心地となることを願う思いです。「コアラウンジ(CORE LOUNGE)」という名前には、学生が気軽に集まり、学び合う場であってほしいという願いが込められています。

東農大三高の教育理念



東農大三高は、私立高校が多く存在する埼玉県の中で、選ばれる学校となることを目指しています。生徒たちの主体的な学びを支援することで、学校の魅力を高めるとともに、未来の社会で活躍できる人材を育成していくことが目標です。

これまでにも、教室改修や教育環境の整備を通じて、学校の施設をより良いものにしてきましたが、今回のラーニング・コモンズの創設は、その一環として非常に重要なステップです。

まとめ



「コアラウンジ」は、学生たちの主体的な学びを助けるだけでなく、環境に配慮した形で新たな空間を生み出した点でも注目に値します。オンワードコーポレートデザインの手により、まるでカフェのような居心地のよい空間が誕生し、今後の学びに大きな影響を与えることでしょう。学生たちが集まり、共に学び、創造を育む場所として、この新たなラーニング・コモンズは、その役割を果たすことが期待されます。


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