ドラマ『死ぬほど愛して』第6話レビュー
2025年5月1日、ABEMAで放送されたオリジナルドラマ『死ぬほど愛して』の第6話が視聴者の心を揺さぶりました。この回では、成宮寛貴が演じる主人公・神城真人の暗い殺人遍歴が遂に明らかになり、その非道な行為に視聴者は戦慄を覚えました。
神城真人の真実
神城真人は、元妻を毒殺し、その後、週刊誌の記者である南沢夕陽を絞殺したという衝撃の過去を持っています。第6話では、南沢の叔母・彩を通じて、神城の本性が段々と暴かれます。彼女は生前、「もう再婚はしない」と言っていたはずが、真人と再婚し、彼に依存する生活を送るように。だが、持病が悪化し、突然死するという運命が待っています。
祭壇で涙を流す南沢をよそに、足元で無気力に貧乏ゆすりをする真人。この光景を目撃した南沢は、神城に疑心を抱き、真相を追求します。そして、彼女はついに神城が13年前に死んだはずの男であると突き止めます。独自取材を進める中で、事件の核心に迫るものの、でも、その真実はあまりにも危険なものでした。
殺人の連鎖
南沢が集めたデータが日の目を見ぬまま、何者かに侵入された彼女の自宅。暗闇の中、南沢はスタンガンで攻撃され、その後、真人によって命を奪われました。「よくあれだけのこと調べたね。全部消しましたけど」と告げる冷酷な言葉。この瞬間、視聴者は心の底から恐怖を感じるでしょう。
愛する者への冷酷な一手
大神にとって次のターゲットは妻・澪。二人での「結婚記念旅行」と称して山奥へ向かう姿は、一見幸せなカップルのように見えますが、その裏には自殺に見せかけた殺人という陰謀が隠されています。
旅行の前日に澪と外食をしていると、かつての不倫相手である投資家・長野真澄が現れ、妖しい微笑みを浮かべます。過去を知る真澄は、真人に対して深い愛情を抱いており、サスペンスな展開がそこに待ち受けています。彼女は真人を拘束し、愛を迫るものの、その瞬間、真人の反撃が始まります。
爪を噛みちぎり、関節を外して縄から脱出した真人は、真澄の激しい執着心を冷静に返します。「そんなものは愛じゃない。だから殺してあげない」と囁く姿には、無慈悲さが漂っています。このセリフが視聴者に恐怖を与え、物語全体の緊張感を増幅させるのです。
未来への暗示
さて、最後に残された運命。澪が真人を信じている中、石黒が彼女に真実を告げる様子が描かれます。しかし澪はその言葉を否定し、真実に目を閉じてしまうのです。
第6話は『死ぬほど愛して』のクライマックスに向けての大きな伏線が張られており、視聴者を一瞬たりとも目を離せなくさせる壮大な作品と化しています。今後の展開に目が離せません!
次回予告に期待しながら、この衝撃のドラマから目が離せない!