藤巻亮太東京公演
2025-05-07 18:38:07

藤巻亮太 LIVE TOUR 2025「儚く脆いもの」東京公演レポート

藤巻亮太 LIVE TOUR 2025「儚く脆いもの」東京公演レポート



4月24日、東京・Zepp DiverCityにて、藤巻亮太のライブツアーが繰り広げられました。ファイナル公演となるこの日は、彼の最新アルバム『儚く脆いもの』を引っ提げて、花の季節にふさわしいパフォーマンスで満ちていました。国内7都市を巡るツアーの一環で、本公演は春の到来を感じさせる特別な夜となりました。

ステージを彩る桜色の光



開演と共に流れるのは、アルバムからのオープニングナンバー「桜の花が咲く頃」。桜の優雅さを映し出す美しい照明が、会場全体を包み込みます。バンドのメンバーたちもこの瞬間を最大限に楽しんでおり、彼らのまとまりと動きが観客を惹きつけます。

バンドマスターの御供信弘(ベース)、片山タカズミ(ドラム)、近藤寿(ギター)の3人が中心となり、スピード感溢れるパフォーマンスで観客を引き込みます。「ベテルギウス」や「Heroes」では特に一体感が生まれ、ライブならではの興奮に包まれました。

別れと出会いの春の歌



藤巻は「春は出会いと別れの季節」と語り、アルバムに込めた思いを真摯に伝えます。ノスタルジックな名曲「Glory Days」や、心の内に秘めた感情を見事に表現した「指先」が演奏され、観客の心に訴えるような感動的な時間が流れます。

「愛の風」は約10年前の友人との会話から生まれたきっかけで、今の彼にとって特別な意味を持つ楽曲です。夜は進み、冬の街を描いた「真っ白な街」や、「粉雪」に続いて感情が高まり、会場は一体となって歓声を上げました。

激しくエネルギッシュな後半



ライブ後半、客席の熱気がさらに上昇し、藤巻の「朝焼けの向こう」はエネルギーに満ちたロックチューンへと変わります。希望や愛のメッセージを内包した「大地の歌」は、観客の心に強く響きわたり、静まり返る瞬間が印象的でした。また、アルバムの中で暗い感情を描いた「メテオ」では、重厚感のあるサウンドが観客を圧倒します。

フィナーレに向けての大盛り上がり



クライマックスは、明るく心躍る「南風」、「以心伝心」、そしてライブの名前を冠した「儚く脆いもの」の三連発。バンドの絆を感じながら、藤巻は「新しい季節」で本公演を締めくくり、出会いの喜びを分かち合います。

サプライズのダブルアンコールでは「ゆらせ」が演奏され、会場のテンションは最高潮に。藤巻がタオルを振り下げ、笑顔でステージを去る姿が印象的でした。

新たな季節の始まり



ツアーを経て、藤巻亮太の音楽はさらに進化し続けます。アンコールで発表された秋のアコースティックツアーに向けて、彼の新たな挑戦が始まる予感がします。今しか聴けない音楽と出会える時間が、私たちにとっての春の恵みであるかのように感じられる素晴らしい公演でした。ライブでの熱気を胸に、今後も藤巻の音楽を見逃せません!


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