持続可能なリサイクル
2025-04-08 11:34:22

新日本製薬とshoichiが推進する持続可能なリサイクルの未来とは

環境を意識した新たなリサイクルの取り組み



新日本製薬株式会社(本社:福岡市)が、リサイクル事業を手がける株式会社shoichi(大阪/東京)と協力して「商品廃棄ロス削減」の新たなプロジェクトを開始しました。この取り組みは、企業の余剰在庫や廃棄予定商品を無駄にすることなく、有効活用するために設計されており、2025年3月28日から始まります。

実施の背景



昨今、気候変動の影響で異常気象が頻発し、廃棄物処理としてのCO₂排出が深刻な問題となっています。特に商品廃棄による廃棄ロスは、焼却や運搬の過程で温室効果ガスの放出を引き起こし、環境に悪影響を及ぼします。shoichiはこうした問題を踏まえ、サステナブルな社会の実現に向け、企業の廃棄予定商品を回収し、再資源化するシステムを構築してきました。

新日本製薬との提携により、リサイクル対象商品を素材ごとに細かく分別し、再生素材として甦らせるプロセスが加わりました。これにより、年間で約630トンのCO₂排出量を削減できる見込みです。

商品廃棄ロス削減のプロセス



新たにスタートした「商品廃棄ロス削減」プロジェクトでは、紙箱やプラスチック容器などの素材ごとに分別作業が行われます。紙製の箱は再生紙として、プラスチック容器は洗浄後、再生プラスチックとして新たに生まれ変わる仕組みが導入されました。さらに、内容物はサーマル燃料としてリサイクルする体制が整っています。

この取り組みは限りある資源を有効活用するだけでなく、企業の環境負荷を軽減する新しいモデルともなります。shoichiは今後も引き続き、企業と協力して循環型社会の構築に貢献していきます。

リサイクル作業の実際



リサイクル対象となる化粧品などの容器は、shoichiグループが運営する就労支援施設内で丁寧に処理されます。作業は手作業で行い、ラベルやパッケージをはがし、内容物を分離する工程は、慎重に行われます。こうしたリサイクル方法は、化粧品業界にとって長らくの課題でしたが、shoichiでは新たな雇用機会を創出しながらその問題を解決しています。

分別と洗浄を経た容器は、回収業者によって再生プラスチックに加工され、新しい製品へと生まれ変わります。内容物については、専用業者によるサーマルリサイクル処理が行われ、エネルギー資源として再利用されます。

新日本製薬株式会社について



新日本製薬は、福岡市を拠点に、大手通信販売を通じて化粧品や健康食品、医薬品などを取り扱う企業です。『美と健康の「新しい」で、笑顔あふれる毎日をつくる。』というビジョンのもと、これまでも顧客に寄り添った商品開発を行っています。

公式サイトはこちらです: 新日本製薬

このように、新日本製薬とshoichiの提携により、商品廃棄ロス削減に向けた活動は、環境に優しいだけでなく社会貢献にもつながる重要なプロジェクトであることがわかります。私たちもこの動きに注目し、持続可能な未来への一歩を共に考えていきたいものです。


画像1

画像2

関連リンク

サードペディア百科事典: 新日本製薬 リサイクル shoichi

トピックス(ライフスタイル・カルチャー)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。