福祉企業の挑戦
2025-05-21 11:47:38

新たな挑戦!福祉企業が冷凍弁当をアメリカへ輸出するまでの道のり

福祉企業の新たな挑戦



日本では珍しい取り組みとして、福岡県の株式会社ビーエイトシーが運営する冷凍弁当をアメリカとカナダに輸出することが実現しました。この歴史的な出来事は、2024年11月に最初の出荷を行い、2025年2月から現地での販売が開始されます。販売開始からわずか3日間で720食分が完売するなど、その反響は非常に大きいものです。

障がい者支援の一環としての冷凍弁当



同社は、障がい者支援を軸にした企業であり、自社工場では障がいのある方が製造に携わっています。冷凍弁当の海外輸出は、ただ単に日本の食文化を広めるだけでなく、障がい者の雇用を拡大し、その職場環境を改善するための重要なステップとなります。これにより、就労支援の機会が増えていくことが期待されています。

高品質な日本食を提供



今回の冷凍弁当は、素材の良さと日本食の優しい味わいにこだわり、全て自社工場で製造されています。例えば、「鮭ほぐし海苔弁当」や「ひじき枝豆炊き込みご飯弁当」のような、体に優しい和食惣菜がラインナップされています。海外の方にも楽しんでもらえるよう、メニュー選びや盛り付けにも工夫を凝らしています。

社員インタビュー:苦労した商品開発



海外輸出を担当する堤さんは、このプロジェクトのスタートから関与しています。「商品開発には苦労しました。市場のニーズを把握するのが難しく、よりアピール力のある商品を作る必要がありました」と語ります。特に厳しい基準を持つアメリカ市場をクリアするために、商品の品質を証明することが重要でした。

海外市場への第一歩



堤さんは、冷凍弁当この事業が日本初の試みであることを強調し、その困難さを覚悟して臨んだそうです。「アメリカで製品を流通させることができれば、次はヨーロッパ市場へも拡大できる先立ちとなります」と語る堤さんに、さらなる意欲が見られました。

今後の展望



今後は、冷凍弁当のメニューをさらに拡充し、ヨーロッパ市場への進出も考えています。規模を大きくする一方で、障がい者雇用の観点からも持続可能な発展を目指す姿勢が感じられます。この取り組みが社員たちの誇りにも繋がっていくことをきっと実現していくことでしょう。

この注目のプロジェクトに関する詳細情報は、こちらのニュースレターから確認することができます。新たな挑戦に目が離せません。


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