ベートーヴェン《フィデリオ》
2025-03-24 11:30:20

ベートーヴェンの愛と自由を描いたオペラ《フィデリオ》の魅力に迫る!

ベートーヴェンの渾身作、オペラ《フィデリオ》の魅力



2024-25シーズンの最新作として、ベートーヴェンの唯一のオペラ《フィデリオ》が、4月25日(金)から全国公開されます。この公演は、世界的に有名なメトロポリタン・オペラ(MET)によるもので、私たち日本に居ながらにして、その迫力あるパフォーマンスをスクリーンで楽しむことができます。特に、この4月のライブビューイングは、1週間の限定上映となっているため、早めの予約が必要です。

《フィデリオ》は、不正に監禁された夫を救うために男装する妻の物語です。ほとんどのオペラ作品が描く愛の物語の中で、ベートーヴェンは「愛とは自由であるべきだ」と強調し、夫婦愛の深さと自由の重要性を描写しています。今回のプロダクションも多くの支持を受けており、演出を手がけるユルゲン・フリムは、絶賛されてきた実力派の演出家です。

主演には、スター・ソプラノのリーゼ・ダーヴィドセンが男装した主人公レオノーレを熱演します。また、深い歌声と存在感で圧倒するバスのルネ・パーペ、最新の才能を発揮し続けるイン・ファンも出演します。それぞれの役者が持つ独特の魅力は、この作品をより一層引き立てる要素です。

また、予告映像が公開され、ベートーヴェンの崇高な音楽にあわせて、キャラクターたちの感情があふれ出るシーンが楽しめる内容となっています。特にフィナーレでは、愛と自由を祝う合唱シーンが用意されており、観客の心に強く訴えかける瞬間があるでしょう。

映画のストーリーは、18世紀末のスペイン、セヴィリャ近郊の監獄が舞台となります。そこで囚人の夫フロレスタンを助け出すため、夫の妻レオノーレが「フィデリオ」と名乗って奮闘する姿は、彼女の愛の深さを象徴しています。物語が進む中で、監獄の所長ドン・ピツァロの悪事を暴こうとする夫に立ち向かうレオノーレの強さは、観客に深い感動を与えます。

本作の上映は、4月25日から5月1日までで、東劇では5月8日までの上映が予定されています。全国21館で上映される予定なので、ぜひこの貴重な体験をお見逃しなく!

上映情報


  • - 上映期間:4月25日(金)~5月1日(木)■東劇のみ5月8日(木)まで2週間上映
  • - 上映館:東劇・新宿ピカデリーなど全国21館
  • - 指揮:スザンナ・マルッキ
  • - 演出:ユルゲン・フリム
  • - 出演者:リーゼ・ダーヴィドセン、イン・ファン、ルネ・パーペ 他
  • - 上映時間:約2時間45分(休憩1回あり)

ぜひ、手に汗握る感動のオペラ《フィデリオ》を体験してみましょう!公式サイトでの詳細もチェックして、心に残る素晴らしい時間をお過ごしください。


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