暴動クラブの魅力
2026-02-04 18:43:16

暴動クラブが描く、新たなるロックンロールの風景

暴動クラブが描く、新たなるロックンロールの風景



代官山UNITで行われた暴動クラブのファイナルツアーは、まさに現代に蘇ったロックンロールのライブでした。この日、特に目を引いたのは彼らの圧倒的なパフォーマンスと、その中に織り込まれたストーリー性です。

音楽が進化する中で、暴動クラブは独自のスタイルを確立しました。最近の7インチレコードとCDのリリースにより、オリコンランキングにも登場し、タワレコメンアワードで「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」を受賞。このような快進撃は、彼らがいかに現在の音楽シーンで注目されているかを物語っています。

最新アルバム『暴動遊戯』から始まったショーは、『ドライブ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』でスタート。平均年齢22歳のメンバーがまとう煌びやかな衣装と大胆なメイクは、ロックのフェロモンを十全に発散。続く『暴動クラブのテーマ』から『ラブジェネレーター』、さらに『くだらない時代に唾を吐け』まで、いずれも激しいロックサウンドの渦に観客は飲み込まれていきました。

その中でも、リードボーカルの釘屋玄が発するカリスマ性は特筆もの。彼のブルースロックの声は、聴く人を惹きつけ、まるでロックンロールの悪魔と踊る姿が目に浮かぶようです。また、前日に別のライブにゲスト出演した影響もあってか、彼の歌声には一層の成熟が感じられました。

ライブは中盤に差し掛かると、しっとりとしたバラード『いとしのクロエ』や、レゲエの要素も取り入れた『FIRE』へと続きます。ここでのドラマー鈴木壱歩のパフォーマンスも注目に値します。彼は、サウンドの多様性を引き出しつつ、シンプルな曲でもその存在感を際立たせる力を持っています。

続いてニューミディアム曲『生活』がライブの流れを一新。この曲の歌詞には、現代の若者たちの心情が真っ直ぐに描かれており、「あぁ、君を見つけらんない」という言葉には共感する人が多いことでしょう。ライブ中に思わず泣いてしまいたくなるような、独特の哀しさがロックンロールには含まれています。

終盤には『抱きしめたい』、そして『シニカル・ベイビー』が披露され、観客は彼らの真摯な姿勢に心を打たれます。エネルギーあふれるギターソロや、力強いベースラインが相まって、会場は一体感に包まれました。また、アンコールでは強いメッセージが発信され、釘屋はファンに向けて選挙への参加を呼びかけました。平和を願う気持ちが詰め込まれたこの瞬間、暴動クラブのメンバーはただの音楽家ではないことを強く印象付けたのです。

最後は代表曲『とめられない』で締めくくられ、ファイナルライブは感動の余韻を残して幕を閉じました。彼らのサウンドは、ただの音楽を超え、人々の心に響く新たなロックンロールの可能性を切り開いています。暴動クラブは、これからも多くの人々を魅了し続けることでしょう。


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