メトロンズ第9回公演『No Sing, No End!』が開幕!
2025年9月10日、水曜日、赤坂RED/THEATERにて、劇団“メトロンズ”の第9回公演『No Sing, No End!』が華々しくスタートしました。メトロンズは2021年に初めて公演を行って以降、年に2回のペースで上演を続け、近年では観客動員数も増加し続けており、今年のゴールデンウィークには第8回公演で過去最多となる16公演を成功させました。今回は、これまでにない挑戦を伴い、さらにスケールアップした内容でお届けします。
新たな試みと多彩なキャスト
今回の公演では、しずる・池田一真が脚本を担当。公演期間は例年よりも長く、22公演が予定されています。また、ライスの関町知弘が他の舞台のために欠席している中、初の客演として川上友里と福井夏が参加。この新たなキャストにより、メトロンズらしさに新しい風が加わり、非常に魅力的なステージが展開されます。
演出を手掛けた中村元樹は、「“メトロンズらしさ”を出す一方で、客演の良さも引き出すことができた」と自信を見せており、今年の作品は場面転換や時間経過を工夫し、演技そのものが音楽のように流れるパフォーマンスを意識して製作されたそうです。彼は、「この作品は最もパワフルで破壊力のあるものだ」と語ります。
脚本担当・池田一真の挑戦
池田自身も初めて作曲に挑戦したということで、舞台装置もこれまでにない新しいものを取り入れています。「この作品は見る人を選ぶかもしれませんが、他の人には響かないかもしれません。でも、刺さる人にとっては記憶に残る作品となるでしょう」と語り、観客に劇場で直接体験してほしいと期待を寄せています。
注目の客演
客演の川上友里は、「メトロンズに参加できたことが夢のようです」と素直な喜びを表現。「長期間の公演はありがたいことであり、多くの人にメトロンズの魅力を知っていただきたい」と熱い思いを語っています。
福井夏も、「なかなか自分の舞台を宣伝しない私が、今回特別に発信しました。それほどに面白い舞台です」と、その自信に満ちた言葉を続けました。これらのコメントからも、彼らがメトロンズの公演に込める強い情熱を感じ取ることができます。
あらすじと公演の魅力
『No Sing, No End!』の物語は、梨を愛す金持ち夫婦が新鮮な梨を求めて千葉県に向かうところから始まります。そこで、運営者が一人で経営する「岡村梨園」にたどり着くと、夫婦は美味しい梨に感動。しかし、突如現れた男女が「ここは私たちの梨農園だ」と告げることで、平穏に見えた梨農園に潜むドラマが展開されます。
この作品は、梨をテーマに人間模様が交錯する「ヒューマンポエトリー」と呼ばれる新たな形のドラマです。
公演情報
公演は赤坂RED/THEATERにて、9月10日から28日まで行われます。詳細なスケジュールやチケット情報は、公式サイトをご確認ください。観劇は、リアルな感動を味わえる貴重な時間ですので、ぜひ足を運んでみてください!
チケット情報
チケットは、劇場での観劇が6000円、オンライン配信であれば3000円です。劇場での事前購入や配信のチケット購入に関しては公式サイトにあるリンクを参照してください。
この新しい挑戦を、ぜひ劇場で体験してみてください!