BOSSが新しい現代アート賞『BOSS AWARD FOR OUTSTANDING ACHIEVEMENT』を発表

BOSSが創設した新しいアート賞の詳細

HUGO BOSSは、2025年に開催されるアート・バーゼルで「BOSS AWARD for Outstanding Achievement」を新たに立ち上げることを発表しました。この賞は、現代アートの分野において優れた業績をあげたアーティストやクリエイターを称えるためのものです。

このアワードは、アート・バーゼル・アワードの一環として、BOSSとアート・バーゼルの共同により授与されます。受賞者は、近年制作された作品で、アートや技術、社会的な対話、アイデンティティなどの要素が融合し、文化的な革新を促進した作品に光を当てます。また、BOSSが大切にする「大胆さ」と「責任感」といったブランドの価値観を体現する作品が評価されることになります。

アワードの応募資格と選考方法

アート・バーゼル・アワードには、「アーティスト部門」と「学際的クリエイター部門」があり、様々な表現手法で活動するアーティストが応募の対象です。受賞者は、HUGO BOSSのクリエイティブ・ディレクションのシニア・ヴァイス・プレジデントであるマルコ・ファルチョーニを含む専門の審査員により選出されます。

このアワードには、なんと賞金総額10万米ドルが用意されています。受賞者には、自らの表現をさらに広げる力となるよう、5万ドルが選んだ社会貢献活動に、残りの5万ドルがBOSSとともに進行させるプロジェクトや活動に使われます。

BOSSとアート・バーゼルのコラボレーション

マルコ・ファルチョーニは、「このアワードを通じて、我々は文化と深く関わり、ファッションの枠を超えてファンとつながることができる」と語っています。これにより、革新性やスタイルのリーダーシップ、そして本質的な自己表現に焦点が当てられ、受賞者は「真のBOSS」となります。

アート・バーゼル・アワードは、2025年からスタートし、現代アートの才能を評価する9つのカテゴリーで構成されています。革新的なアーティストから学際的なクリエイターまでが対象であり、年内には受賞メダリスト同士の相互投票によって、最高位にあたるゴールドメダリストが選ばれる予定です。

アート・バーゼル・アワードの概要

このアワードは、芸術と社会の対話に大きな影響を与えた作品を称えるもので、受賞者は「ビジョン」「革新性」「社会的関与」「広範な影響力」の4つの基準に基づいて選出されます。受賞者には、国際的な交流の機会や、将来のプロジェクトへの柔軟な支援も提供されます。

アート・バーゼルは、1970年に生まれた現代アートのフェアとして名高い存在であり、スイス、アメリカ、アジアなどで展開されています。その取り組みはアート業界における重要なプラットフォームを創出しており、アート・バーゼル・アワードはその一環として期待される役割を果たします。

今後、アート・バーゼル・アワードとBOSSのパートナーシップによって、現代アートシーンの意味深い発展が促進されることが期待されています。授賞式は2025年12月にフロリダ州マイアミビーチで行われる予定です。受賞者たちがどのようなメッセージを発信するのか、今から楽しみです。