富岡町の森で織り成す芸術の夜
冬の幻想的な夜、福島県の富岡町にある夜の森公園にて、2026年2月15日(日)に一味違った「もうひとつのお盆」を体験するイベント《たまゆらの盆》が開催されます。この特別なイベントは、影絵師であり音楽家でもある川村亘平斎氏の手によって創り出され、音楽ユニット「滞空時間」と共に実現します。
影と音が織り成す体験
「たまゆら(玉響)」とは、一瞬だけ魂が現れる微かな瞬間を指します。このイベントでは、影絵や音楽を通じて、土地に刻まれた記憶や目に見えない存在を呼び覚まし、参加者は共にその特別な瞬間を体験します。夜の森を影と音のガイドに導かれ、一緒に歩くことで、そこに息づいていたものたちと向き合うことができるのです。
川村氏が手がける影絵は美しく、幻想的な空間を作り出します。そして、音楽ユニット「滞空時間」のメンバーによる演奏と歌が、参加者をさらなる深みへと誘います。夜の森公園を歩くと、建物や路面に影絵が投影され、自然の中でのアート体験がより一層引き立つでしょう。
歴史と記憶が織り交ざるひととき
このイベントは、土地の記憶と人々との触れ合いを大切にしています。影絵と音楽によって、過去の思い出や歴史が呼び起こされ、参加者はそれに耳を傾け、感情を味わう機会が与えられます。まるで、失われた時間と共に歩んでいるかのような感覚に包まれることでしょう。
さらに、プロジェクトFUKUSHIMA!の旗が夜の森各地に設置され、目に見えない存在を迎える象徴的な役割も果たします。この旗が、夜の森の景色を華やかに彩り、参加者の心にも触れることでしょう。
参加型のワークショップも
《たまゆらの盆》の前日には、影絵の人形を作るワークショップも行われます。参加者は川村氏と共に、影絵に携わる体験を通じて、創作の楽しさを堪能することができます。大人から子どもまで、誰でも参加可能で、無事に作品を作り上げた後は、イベント当日にその人形を使った影絵パフォーマンスに参加することができます。これは、参加者全員が一緒に感動を分かち合える貴重な機会となるでしょう。
開催概要
- - 日時: 2026年2月15日(日)15:00〜19:00
- - 会場: 夜の森公園(〒979-1161 福島県双葉郡富岡町夜の森北2丁目14-1)
- - 参加費: 無料
- - 内容: 影絵音楽と共に夜の森地区を回る参加型パフォーマンス
- - 主催: NPO法人インビジブル
この《たまゆらの盆》は、富岡町という特別な場所でのみ体験できる、一夜限りの試みです。冬の寒さの中でも、心温まる不思議な体験を共に楽しみましょう。特別な静寂の中で、重なり合う記憶と現在を感じる貴重な瞬間が待っています。