『ひみつきち』の魅力
2025-06-27 19:03:04

新鋭・板橋知也監督が描く心の子供を呼び覚ます『ひみつきちのつくりかた』

大人になりきれなかった私たちへ



新進気鋭の板橋知也監督が長編映画デビュー作として贈る『ひみつきちのつくりかた』が、2025年に開催される「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2025」のコンペティション部門に正式出品され、ワールドプレミアとして初上映されることが決定しました。また、2025年8月1日からシモキタ-エキマエ-シネマ『K2』で劇場公開が予定されています。

物語の背景


本作は、一見大人の生活を送る初老の男たちが、友人の突然の死をきっかけに、少年時代に憧れた「ひみつきち」を作るために再会する姿を描いています。多様な人生を歩んできた彼らの心の奥には、幼き日の夢や希望がしっかりと残っていることに気づきます。「大人になりきれなかった私」を投影したキャラクターたちが、普遍的なテーマに挑む姿に引き込まれるでしょう。

撮影は、監督自身が幼少期を過ごした東京都あきる野市で行われ、その土地の思い出や記憶を織り交ぜた映像美が、観客に深いノスタルジーを呼び起こします。

監督の成長と評価


板橋知也監督は、映画制作の道に進む前に、絵画の世界で数々の受賞歴を持ち、短編作品『ある母』はすでに高い評価を得ており、本作への期待が膨らみます。監督自身が持つストーリーテリングの力は、観客に共感と感動を与えることでしょう。

キャストの魅力


本作には、インディペンデント映画界で希少な存在感を放つ廣末哲万を筆頭に、藤田健彦や佐藤貢三、もりたかおといった実力派俳優たちが一堂に顔を揃えています。彼らの演技は、悲哀とユーモアに満ち、自身のキャラクターを圧倒的な魅力に仕立て上げています。

監督の想い


板橋監督は、本作を観る人々がただ映像の中の人物を感じて楽しんでほしいと願っています。難しいテーマを考えすぎずに、心に残る何かを持ち帰っていただけると嬉しいとのこと。また、映画祭での上映に対して緊張と期待が交錯する中、多くの人々にこの作品に触れてもらいたいと考えています。

公開と上映情報


映画『ひみつきちのつくりかた』は、2025年7月22日のSKIPシティ国際Dシネマ映画祭で初披露され、8月1日からシモキタ-エキマエ-シネマ『K2』にて一般公開されます。見逃せないイベントが続く中、ぜひ劇場でこの作品を体感してください。心の子供たちに再会する旅があなたを待っています。


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