デイブレイクの冷凍寿司が米国ミツワで販売開始！その全貌とは

デイブレイクの冷凍寿司がアメリカ進出！

デイブレイク株式会社は日本国内で開発した冷凍寿司を、米国の日系スーパーマーケットチェーン「ミツワマーケットプレイス」で販売開始しました。この冷凍寿司が米国小売市場に投入されるのは初の試みであり、期待が高まっています。

販売スタートの店舗と展開予定

販売が始まったのはカリフォルニア州のDel Amo、Northridge、San Gabrielの各店。今年の夏にはシカゴやニュー・ジャージー、ハワイのワイキキでも展開が予定されています。デイブレイクの冷凍寿司は、特に新鮮さや風味、食感を保つことに注力した製品で、現地の消費者から高い評価を得ているとのことです。

製品開発の背景

デイブレイクは、米国小売店の基準をクリアするため、数多くの検証を重ねてきました。特徴的なのは、冷蔵解凍後もその品質を保持できるように設計されている点です。米の品種選定から酢飯の調整に至るまで、様々な要素を細かく検討し、商品化を図っています。

冷凍寿司の販売方法

ミツワマーケットプレイスでの販売方法は、店内のバックヤードで冷凍寿司を解凍し、チルド商品として提供するスタイル。これにより、消費者は常に新鮮な寿司を楽しむことができます。販売開始直後から高い消化率を記録し、好調なスタートを切っているということです。

今後の展開と計画

デイブレイクはハワイやシカゴなど、全米におけるさらなる流通拡大を目指しており、外食産業への販路開拓にも取り組んでいます。冷凍寿司の導入によって、日本の食文化をアメリカに広める架け橋になりたいとの強い思いを持っています。

特殊冷凍技術「アートロックフリーザー」

デイブレイクが使用している「アートロックフリーザー」は、特殊冷凍技術を駆使しています。急速かつ均一に凍結することで、細胞内の水分が氷に変化する際の細胞損傷を最小限に抑え、うまみ成分の流出も防ぎます。これにより、素材の風味や食感を保持したまま、調理済み食品でもできたての味を再現できます。この技術は現在700以上の企業に導入されています。