キユーピーが描く未来:子どもたちの笑顔を育む食育活動の成果
キユーピー株式会社(本社:東京都渋谷区)は、2024年度(2023年12月~2024年11月)の食育活動において、子どもたちの笑顔を育む様々な試みを実施しました。この取り組みの一環として、同社は「2030年までに食育活動を通じて100万人以上の子どもたちの笑顔を創出する」というサステナビリティ目標を掲げています。2024年度の目標である「40万人以上の子どもたちの笑顔」を達成し、総参加者数は46.3万人に達しました。これにより、キユーピーは子どもたちの未来に向けた確かな一歩を踏み出しています。
特別体験「スクリーンT」とは
キユーピーでは、工場見学を通じた”食”の大切さを伝えるため、1961年より「オープンキッチン」を実施してきました。新たに2024年10月に導入されたバーチャル見学施設「スクリーンT」は、360度の視野で製造過程を体感できる新しいアプローチです。この施設では、6台のプロジェクターによって工場内の様子をリアルに映し出し、まるで製造現場にいるかのような体験が可能です。特に、鳥栖工場でしか作られていないベビーフードの製造過程を紹介することで、子どもたちに食の安全と安心を伝えています。
マヨテラスでのイベント
「マヨテラス」では、子どもたちが楽しく野菜を食べられるように工夫した「ピーマンチャレンジ!」が開催されました。このイベントでは、マヨネーズを使ってピーマンを食べやすく調理する方法を体験することができます。また、3月1日の「マヨネーズの日」に合わせて開催された「マヨフェス」では、オリジナルの合わせマヨを作ったり、マヨネーズの試食を通じて楽しい食体験を提供しました。
出前授業の実施
キユーピーでは、社内の認定講師が小学校を訪問し、「マヨネーズ教室」と「SDGs教室」を開いています。2024年度は全国99校での開催があり、数多くの小学生に食の楽しさやサステナブルな取り組みを伝えてきました。子どもたちは、自らの手で学び、食への興味を深めることができる貴重な体験をしています。
夏休みの自由研究での支援
キユーピーの公式サイトでは、子どもたちの夏休みの自由研究を支援するために食に関する研究作品を募集しています。今年度も多くの力作が集まり、受賞作品には『無駄なく使うSDGsレシピ』や『自分に合った栄養と体調をまとめたレポート』など、多彩なテーマが反響を呼びました。子どもたちの視点や発想力が反映された作品が多く、食の大切さを実感しながら主体的に学ぶ姿勢が光っています。
結論
キユーピーの食育活動は、子どもたちの未来を明るくするための重要な基盤となっています。様々な取り組みを通じて、子どもたちの笑顔を育むことができ、さらに多くの子どもたちに食の楽しさを伝えていくことで、より良い社会を目指しています。活動を通じた子どもたちの成長は、キユーピーの未来への投資でもあり、これからの結果が楽しみです。