ジブリ音楽祭の感動
2025-07-17 23:18:26

久石譲とロイヤルフィルのスタジオジブリ音楽祭、圧巻のフィナーレを迎える

久石譲とロイヤルフィルによる壮大な音楽祭



2023年7月16日と17日の両日、東京ドームにて「スタジオジブリ フィルムコンサート」が開催されました。作曲家・久石譲が指揮を務め、イギリスのロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団と共演。ジブリ映画の名曲全11作品が奏でられ、観客の心を鷲掴みにしました。

いざ、華麗なる幕開け



公演は久石譲が初めて宮塚駿監督とタッグを組んだ『風の谷のナウシカ』からスタート。指揮者として、そしてピアニストとしても舞台に立つ久石の姿は、観客にとって特別な体験となりました。合唱団の美しいハーモニーが加わり、まるで映画の中にいるような感覚に包まれました。

続いての『魔女の宅急便』では、映像と音楽の調和により物語を再体験。感情が高まり、場内はまさに一体感に溢れました。そして、『もののけ姫』では神聖な太鼓の音から始まり、客席は静まり返りました。ソプラノ歌手エラ・テイラーが歌い上げるメインテーマは、観客の大きな拍手を引き起こしました。

マーチングバンドが彩る中盤



コンサートの中盤では、陸・海・空の自衛隊による合同音楽隊が登場し、『天空の城のラピュタ』を演奏する特別なコラボレーションも。自衛隊約200人が一堂に集結したマーチングバンドが圧巻のパフォーマンスを繰り広げ、場内は熱狂の渦に包まれました。

その後も久石のピアノソロをフィーチャーした『紅の豚』や『ハウルの動く城』などが続き、観客を惹きつけます。特に、『千と千尋の神隠し』が持つ神秘的な雰囲気は、ボーカリスト麻衣による透き通った声によって一層引き立てられました。

フィナーレの感動の瞬間



本編のクライマックスは『となりのトトロ』。ここでもメインボーカルが麻衣とエラ・テイラーに交代し、会場全体が一曲に耳を傾けました。主題歌の合唱が終わると、会場は拍手と歓声で溢れました。

アンコールでは、2023年の最新作である『君たちはどう生きるか』のメインテーマ「Ask Me Why」が特別バージョンで披露され、再び会場は熱気に包まれました。加えて、『紅の豚』の「Madness」や『もののけ姫』の「アシタカとサン」を演奏し、感動のフィナーレを迎えました。

大成功を収めたイベント



この二日間の公演は、東京ドームでのオーケストラコンサートとして初めての試みであり、久石譲は音楽史に新たな一ページを刻んだと言えるでしょう。130,000人を動員し、118万枚のチケットオーダーという関心の高さは、まさにジブリ音楽の影響力を証明しています。

次回の公演も注目される中、久石譲とロイヤルフィルのコラボレーションが生む音楽の魅力をぜひ体感してみてください。


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