新しい音色の可能性を秘めたバイカウントの「Majesty」シリーズが登場!
2023年7月31日、株式会社ヤマハミュージックジャパンからバイカウント社の最新クラシックオルガン「Majesty(マジェスティ)」シリーズが発売されます。この新シリーズは、イタリアのバイカウント社が誇る技術の結晶であり、パイプオルガンの音色を巧みに再現することが可能です。
バイカウント社とは
バイカウント社は、50年以上にわたり、パイプオルガンに特化した電子オルガンの製造を行ってきた信頼のあるメーカーです。欧米やアジア、アフリカなど、世界中で高い評価を受けているその製品は、多くの演奏家やオケオルガニストに愛されてきました。ヤマハミュージックジャパンは、日本国内における公式総販売元として、バイカウント製品の品質と技術力を広めています。
「Majesty」シリーズの特長
最新テクノロジー「フィシスプラス」
新シリーズの目玉は、バイカウント社が特許を取得した「フィシスプラス」というテクノロジーです。この音源は、モデリング技術とAIアルゴリズムを駆使して、リアルな音色を生み出します。例えば、音の立ち上がりの特長や、パイプを通る風の音まで忠実に再現されており、まるでそこに本物のパイプオルガンが存在しているかのような感覚をもたらします。
簡単に音色を呼び出せる「パイプセット」
「Majesty」シリーズには、「パイプセット」機能も搭載されています。これにより、バロックやロマンティック、モダン、カテドラルなど、時代に合わせた音色の設定が簡単に呼び出せるため、演奏者は自身の演奏スタイルに合わせた音色を素早く選択することが可能です。
豊富な音色設定が楽しめる「コンビネーションメモリー」
新たに追加された「コンビネーションメモリー」は、なんと9,000種類もの音色設定を保存できます。これにより、同じ楽器を複数の奏者が利用する際でも、それぞれの好みの設定を瞬時に呼び出すことができる便利さを提供します。
演奏者を支える機能の充実
演奏をより快適にするために、バイカウントクラシックオルガン「Majesty」シリーズには多数の便利な機能が追加されています。たとえば、「交換ボイス」「音色のニュアンス設定」「本体・USBでの録音再生」などが用意されており、演奏者がより自由に音楽を楽しむことができます。また、透明譜面台やカプラー種類の選択肢が増えたことにより、演奏がスムーズに行える環境が整いました。
多彩なラインアップで幅広いニーズに応える
シリーズには、2段鍵盤モデルの『Majesty 250』も新たに加わりました。これにより、個人の愛好家から専門家まで、自宅での演奏や結婚式場、ホテル、教会、学校など、さまざまなシーンで利用できるプラットフォームが広がります。
まとめ
バイカウント社の「Majesty」シリーズは、最新の技術と多彩な機能を超え、演奏者と聴衆の心に響く音楽を提供する新たな道標となるでしょう。音楽に情熱を注ぐ方々にとって、ぜひ手に入れたい一台です。詳細については、ヤマハミュージックジャパンの製品サイトをチェックしてみてください。