湘南発・chitree organicが新たなブランドイメージを発表！自然との繋がりを感じるアートと映像の数々

chitree organicのリブランディング

湘南から発信される自然派ECショップ、chitree organicが2009年の創業以来初となる本格的なリブランディングを行いました。新しいブランドイメージを伝えるイラストや映像の作品が、2025年6月22日より公式サイトで公開されます。これに合わせ、イラストの原画は直営店で展示される予定です。

イメージイラスト：少女時代の記憶

このリブランディングにおいて重要な要素は、創業者おちづの少女時代の思い出に基づくイラストです。デザイナーの秋山祥子が手がけるこの作品には、彼女の「頭の中の風景」が描かれています。木々や自然のモチーフは、全ておちづの記憶や家族との絆、お客様とのつながりを象徴しています。まるで過去の断片を集めた地図のような役割を果たしており、見る人に深い感情を呼び起こします。今回はアクリルガッシュと色鉛筆を使用しており、その暖かみのある表現が印象的です。

展示場所は、chitree organic 鵠沼店（神奈川県藤沢市）です。訪れることで、作品の詳細を実際に体感できます。

ブランドムービー：自分を愛するへの回帰

同時に公開されたブランドムービーも注目のポイントです。この映像作品は「自分を愛す」というchitree organicのメッセージを基に、創業者おちづの少女時代の記憶や娘すみれとの日常を映し出しています。海岸で舞う少女やピアノの音色、初老の男性によるナレーションが静かに物語を紡ぐ様子は、心に残ります。

映像はSunnyRain co.,ltdが制作し、複数のロケ地（石川、神奈川、新潟、徳島）で撮影されました。約9分40秒の中で描かれる淡い心象風景は、観る人それぞれの過去の思い出に触れるような構成となっています。

スペシャルイベントの開催

2025年6月7日には、鎌倉市の古民家で特別なクローズドイベントが開催されました。長年の愛用者である「スペシャル会員」たちに、ブランドムービーやイラストが初めて公開されました。おちづ、秋山祥子、映像作家の梨本諦嗚によるトークセッションは非常に感動的で、参加者との交流も盛り上がりを見せました。

このイベントを通じて、chitree organicは「商品を届ける」だけではなく、「想いを共有する場所」としての新たな一歩を踏み出す意義深い機会を得ました。

今後の展望

今回のリブランディングは、chitree organicが「商品をつくること＝表現である」という信念を反映したものです。ブランドロゴやパッケージデザインの見直しも予定されており、「自分を愛する」ためのメッセージがさらなる深みを持って伝えられるでしょう。

創業者であるおちづは、16歳でロサンゼルスに渡り、後にロンドンでのハーブやアロマテラピーとの出会いが彼女の人生に大きな影響を与えました。彼女が「chitree」というブランドを2009年に立ち上げた背景には、過去の経験や大切な人との関係性が色濃く反映されています。