100%植物性の「MAGI DASHI」から新たに登場した白だしの魅力とは

大阪に拠点を持つ浜弥鰹節株式会社が手掛ける「MAGI DASHI」シリーズから、新商品として「白だし」が2025年12月19日（金）に登場します。これは、かつお節を一切使用せず、香りと旨みでまるで本物のかつおだしを再現した100%植物性の製品です。これまで販売されていた「MAGI DASHI 万能つゆ」はその利便性から多くの支持を受けており、今回は料理人たちの要望に応えて白だしが開発されました。

新商品「MAGI DASHI 白だし」の特長

「MAGI DASHI 白だし」の最大の特長は動物性原料を使用していない点です。これにより、ヴィーガンやグルテンフリーの方々も安心して楽しむことができます。さらに、この製品は料理の「分ける」という概念を覆すものとして設計されており、同じ鍋で調理した料理を家族全員で楽しむことができるため、調理効率も大幅に向上します。

また、白だしの優れた点は、しょうゆの色や香りに影響を受けることなく、食材の色や風味を最大限に引き立てるため、見た目にも美しい料理を作ることができます。これにより、賢い素材選びが可能になり、料理のレパートリーが広がります。

開発の背景

この「MAGI DASHI」シリーズは、3代目社長の木村忠司氏が日本の伝統であるだし文化を次世代に残すために開発したものです。実際、5年の研究開発を経て、植物性でありながら深みのあるかつおだしの味を実現しました。業務用と家庭用の2種類があり、プロの料理人から一般家庭の主婦まで多くの人々に愛用されています。

東京・自由が丘にある大人気のヴィーガンレストラン「菜道」の楠本勝三シェフも、この白だしを絶賛しており、「同じレシピ、同じ皿を出せることで、現場での利便性が大きく向上する」と語っています。彼は、ただの「配慮のための出汁」にとどまらず、味で選べる出汁としての存在価値を高く評価しています。

植物性だしの未来

現在、世界中でヴィーガンやベジタリアンの人数が増えており、2023年には約5.3億人に達しています。和食においてだしは欠かせない存在であり、ヴィーガン対応のだしが広がることで、海外に日本の食文化をより広めることができるでしょう。この「MAGI DASHI 白だし」も、まさにその役割を果たすことが期待されています。

まとめ

「MAGI DASHI 白だし」は、かつお節を使わずとも本物のかつおだしのフレーバーを再現した画期的な商品です。動物性食材を避けている人たちにも、幅広い料理を楽しんでいただけるよう、しっかりと研究されたこの製品は、今後の家庭料理やプロの現場でも活躍が期待されます。家庭での料理がもっと楽しく、また多様性が尊重される食の時間を演出してくれることでしょう。