音楽でつながる心:オモニコーラスが再び万博に登場
2025年10月12日、大和大学にて開催される『THE マダンフェスティバル』の第二部に、在日韓国人女性たちからなる合唱団「オモニコーラス」が出演が決定しました。彼女たちの歌声は、国を越えた思いを届け、地域の人々との絆を深める素晴らしい機会となるでしょう。
オモニコーラスとは?
1991年に設立されたオモニコーラスは、在日コリアンと日本人のメンバーが集まり、韓国の歌曲や民謡を通して日韓交流に貢献しています。現在、25名以上のメンバーが在籍し、地道な練習の成果として、1976年から続くこの合唱団は、歳を重ねたシニアメンバーが中心です。
彼女たちは、豊かな経験と情熱を持ち寄り、韓国の民謡に触れながら地域文化の交流を進めています。
感動の合唱
去る9月26日に行われた大阪・関西万博でのパフォーマンスは、観客に心温まる感動を与えました。オモニコーラスは、祖国への想いや、日本で過ごした日々、平和を願う気持ちを込めて歌い上げます。例えば、「10月のある素敵な日」や「明日という日が」などの名曲を披露する予定で、聴衆との一体感を生み出すことを目指しています。
フェスティバルの魅力
オモニコーラスのパフォーマンスは無料で観覧できるため、老若男女問わず多くの人が参加できるイベントです。また、当日は「森と芝生の広場」で様々なブースも出店され、楽しみどころが満載です。家族や友人と一緒に、アットホームな雰囲気の中で歌声を楽しむことができます。これは、地域社会とのつながりを深める貴重な機会でもあります。
伝えたい思い
オモニコーラスの「歌」には、国や言葉を超えた力が宿っています。彼女たちは、「人と人との絆を音楽でつなぐ」という理念を大切にしており、世代を超えた友情と理解を育むために心を込めたパフォーマンスを約束しています。ぜひ、この特別なステージに足を運び、彼女たちの心温まる歌声に触れてみてください。
オモニコーラスが届ける音楽は、聴く人々の心にも響き、皆で共鳴し合うことを願っています。日韓国交正常化60周年の特別な年度に、新たな友情の架け橋を築くこの機会に、ぜひご参加ください。