オイシックスの新しい挑戦
2025-11-04 12:11:00

オイシックス、社史をアートで表現し新たな挑戦を発表!

オイシックス、社史をアートで表現し新たな挑戦を発表!



近年、企業が自らの歴史をどのように伝えるかが重要視されていますが、食品のサブスクリプションサービスを手掛けるオイシックス・ラ・大地株式会社は、社史を「アート」という形式で表現する新たな試みに挑戦しています。創業25年を迎える今、社史の捉え方を根本から変える内容となっています。

アートで語るオイシックスの歴史



オイシックスは、記録としての社史を超え、見る側が参加し解釈する余地を持つアートインスタレーション形式を選択しました。作品は「《25歳の地図》〜美しい夢、果てしない坂〜」というタイトルで、大地の芸術祭に参加するアーティスト・中﨑透氏によって製作されます。

この作品では、オイシックスの創業者である高島社長や社員、生産者、顧客から集めたエピソードを基にして、会社の25年間の歩みが表現されます。展示は東京都品川区のゲートシティ大崎内に配置され、来場者が作品を巡ることでオイシックスの歴史を感じられる内容となっています。

作品には、過去の思い出やエピソードも散りばめられており、アートを通じて未来への課題も見据えることができる仕組みです。これにより、社員は自らの役割を再認識し、企業理念である「食の社会課題をビジネスの手法で解決する」という目的を意識しやすくなります。

アートが描く社会的意義



オイシックスは、創業以来アートとのコラボレーションを続け、地域再生を目指した世界最大級の国際芸術祭・大地の芸術祭とも連携しています。過疎や高齢化が進む地域を支援する取り組みとして、アートを通じた社会的意義が注目されています。これにより、地域の食の社会課題を解決する企業としての姿勢を強化しています。企業理念の中でも特に、「アートが持つ力」を信じ、新たな価値を創造する姿勢を示しています。

社員教育とアートの融合



オイシックスでは、アートを通じた社員教育にも力を入れています。ロジカルシンキングに加え、感性や直感を大切にする新たな思考をさまざまな場面で取り入れています。抽象的なアートは、見る人によって解釈が異なるため、自社の歴史や理念を深く、直感的に伝えるには最適な方法といえるでしょう。

特に、「大地を守る会」などとの統合時に作成された壁画「八百万の物語」は、社員が参加できるワークショップで創り上げられました。参加者は一緒に線を描くことで、一体感を得ることができたと述べています。地域のアートを鑑賞する現地ツアーも定期的に行われ、その中で直感的な体験を通じて新たな発見を促進しています。

未来への展望



2025年11月に開催されるこのアートイベント「食のジャーニー」は、一般の方も自由に参加できます。期間中には、マルシェやスタンプラリーなどのイベントも行われます。また、中﨑氏による作品の解説やトークイベントも予定されており、アートの魅力とともに食の社会課題についても考える機会が提供されます。

オイシックス・ラ・大地は、これまで以上にアートとの関わりを深め、食の未来に対する関心を高めていきます。こうした活動を通じて、社会全体を巻き込んだ価値の創造を目指していく姿勢が伺えます。これからのオイシックスの動きから目が離せません。


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