タペストリー・インク、2026年度第2四半期の好業績を発表
2026年2月5日、タペストリー・インクが2025年12月27日に終了した2026年度第2四半期の業績を発表しました。注目すべきは、収益が前年同期比で14%増の25億ドルに達したことです。これは、人気ブランド「コーチ」による25%の増加に支えられたもので、全体のプロフォーマ収益も18%の成長を記録しています。
業績の詳細
タペストリー・インクのCEO、ジョアン・クレヴォイセラは、好業績はタペストリーの「Amplify」戦略によるものであると述べました。同社は、消費者とのエンゲージメントを強化し、革新性の推進や魅力的な体験の提供によって成長を加速しました。また、グローバルで370万人以上の新規顧客を獲得し、その約3分の1がZ世代の消費者である点も注目されます。
利益面でも改善が見られ、GAAPベースの希薄化後EPS(1株当たり利益)は前年同期比で94%増の2.68ドル、非GAAPベースでは34%増の2.69ドルとなりました。これらの業績向上は、売上総利益率の改善と販管費の効率化によるものであり、それぞれに620ベーシスポイント、390ベーシスポイントの改善を見せています。
株主還元プログラムと成長見通し
タペストリー・インクは、今後2026年度中に15億ドルの株主還元を予定しており、これは前回の見通し13億ドルを上回るものです。具体的には、四半期ごとの配当金支払いと自社株買戻しプログラムが含まれています。2026年3月23日には1株当たり0.40ドルの配当が見込まれ、年間で1.60ドルの配当が期待されるほか、買戻しプログラムでは約12億ドルの普通株式が再取得される計画です。
タペストリー・インクは、デジタルおよび実店舗の両方での売上が堅調に推移しており、特にデジタルでは約20%の成長を記録しました。この勢いを持続することで、さらなる収益の拡大を目指しています。
2026年度業績見通し
業績見通しとして、非GAAPベースで2026年度の収益は前年比約11%成長の77億5000万ドルを超える見込みであり、スチュアート・ワイツマンブランドを除いた場合のプロフォーマ財務情報では、名目ベースで約15%、恒常通貨ベースで14%の成長が見込まれています。
今後、タペストリー・インクは、既存のブランドの強みを活かしつつ更なる成長を目指すとともに、消費者との関係を深め、卓越した製品とエクスペリエンスを提供することで、持続可能な成長を継続していく方針です。業績説明の詳細は、同社の公式サイトでも確認できます。
タペストリー・インクによると、次回の業績発表は2026年5月7日を予定しており、引き続き注目が集まります。