NINZIAの挑戦
2025-08-25 14:39:34

蒟蒻の力で世界とつながる!NINZIAの挑戦

NINZIAが描く未来の食文化



日本の伝統食材である「蒟蒻」を中心に、高機能な食品原料を開発する株式会社NINZIAが、2025年8月のpre-Aラウンドで総額1億円を調達しました。この資金調達により、NINZIAはさらに研究開発を進め、特に蒟蒻由来の素材と食感創成技術の発展に注力します。さらに、北米やシンガポールを含むASEAN市場への展開を強化する方針を示しています。

食の現実と健康問題



世界では、糖尿病や肥満などの健康問題が急増しており、これらは深刻な社会問題とされています。特に、成人の糖尿病有病率は1990年から2022年にかけて倍増し、現在では8億人以上の人々が影響を受けています。一方で、食事は単に栄養を摂取するためだけでなく、楽しみの一部でもあります。NINZIAは、こうした健康課題を乗り越え、すべての人々が「食べる」ことの楽しさを味わえる新しい食文化の創造を目指しています。

伝統の力と最新技術の融合



NINZIAのMust-haveアイテム、蒟蒻は古来より日本人に親しまれてきた食材です。NINZIAは、この蒟蒻の食物繊維に着目し、その特性を活かすテクスチャーエンジニアリング技術を開発しています。これは、動物性の素材や糖質に頼らない結着成型と食感創成を可能にし、より多様な食品の開発を実現します。

蒟蒻の消費量は減少傾向にある一方で、世界中にはその可能性を高めるための多くの資源が存在します。今後、NINZIAはこれらの資源を活用し、次世代のヘルスケア素材として再定義することで、世界的な健康問題の解決を目指します。

代表の寄玉昌宏氏の想い



NINZIAのCEO、寄玉昌宏は「誰もが食を自由に楽しめる世界を作りたい」と語ります。糖尿病や肥満、アレルギーなどの制限を抱えながらも、すべての人に「食べる楽しみ」を提供するため、日本の伝統的な食材である蒟蒻を使った技術と商品開発を進めています。

投資家からの期待



NINZIAは出資を受けた各社からも高い評価を得ています。Future Food Fundの投資担当者は、「NINZIAが開発した蒟蒻由来の食品用結着素材は、健康志向が高まる中で重要な役割を果たす技術である」とコメント。また、リバネスのCEOもNINZIAの科学技術と食の未来に対する意気込みを称賛しています。

世界を目指して



NINZIAの技術は国内外での展開を目指しており、国境を越えた食文化の交流を促進する可能性を秘めています。今後も、さまざまな市場への進出を通じて、より多くの消費者に健康で美味しい食を提供していくことが期待されています。

NINZIAの挑戦は、日本の食文化を進化させるだけでなく、世界の健康問題を解決する一助となることでしょう。これからの動向に目が離せません。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

関連リンク

サードペディア百科事典: NINZIA 食品テクノロジー 蒟蒻

トピックス(グルメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。