QBBの真実:バターを作ったことがない意外な歴史
私たちが日常的に目にするQBBのブランド名には、驚くべき事実が隠されています。実は、六甲バター株式会社は一度もバターを作ったことがないのです。2025年に迎える77回目の創立記念日を前に、この意外な歴史を紐解いていきましょう。
QBBのSNS投稿が引き起こした反響
六甲バターの公式Xアカウントが、11月29日の「いいにくいことをいう日」に投稿した内容は多くの注目を集めました。「社名は六甲バターですが、実はバターを作ったことは一度もありません…」という驚きの事実が伝えられたところ、30万回以上表示され、多数のユーザーが聞き入ってコメントを寄せました。
たとえば、「そうなんだ!w」「え!社名がQBBだと思ってた😮」といった声があり、実際には、QBBというのは社名ではなく、ブランド名に過ぎないことが改めて認識されました。
六甲バター株式会社の本当の社名
QBBは、実際には「六甲バター株式会社」という企業名の一部です。この名前は1948年に社名を変更するまで続けられていました。「QBB」は「Quality’s Best & Beautiful」の頭文字を取ったもので、品質へのこだわりと美味しさを追求する意味が込められています。多くのファンがQBBブランドの製品を愛用しているために、ブランド名が社名以上に認知されることとなったのです。
創業当初の歴史
六甲バター株式会社は元々「平和油脂工業株式会社」としてスタートしました。神戸の地で創業し、マーガリン製造工場として活動を開始しました。当時、マーガリンは「人造バター」と呼ばれ、ここから発売されたのが『マーガリン六甲バター』です。この商品名が後に社名変更へとつながっていくのです。
1954年には社名を現在の『六甲バター株式会社』に改め、1958年からはQBBブランド名でプロセスチーズの製造を開始し、瞬く間にその名が広がりました。今日、売上の約98%をチーズが占めていることから、同社がいかにチーズビジネスに重きを置いているかが明らかです。
健康で明るい食文化の提供
六甲バター株式会社は、これからも「世界一のプロセスチーズメーカーを目指す」というビジョンの下、健康で楽しい食文化を提供し続けることを目指しています。品質にこだわり、誰もが安心して食べられる製品を追求しており、その姿勢は多くの消費者に支持されています。
会社情報
- - 会社名:六甲バター株式会社
- - 代表者:塚本浩康
- - 所在地:神戸市中央区坂口通一丁目3番13号
- - 設立:1948年12月13日
- - 事業内容:チーズ等の製造販売、ナッツ・マーガリン等の販売
- - TEL:078-231-4681(代表)
- - FAX:078-231-4678
- - HP: QBB公式サイト
これからも、QBBブランドを是非チェックして、その高品質のプロセスチーズに触れてみてはいかがでしょうか。意外な背景を知ることで、より一層その味わいを楽しむことができるはずです。