京都発のセレクトショップ「WOODY HOUSE」が東京進出へ
京都府舞鶴市で誕生したセレクトショップ「WOODY HOUSE」は、2026年春に東京・立川に初の直営店舗をオープンします。この新しい試みは、ブランドが掲げてきた「地方にも本物を」という信念に基づいています。「WOODY HOUSE」は、地域とのつながりを大切にし、顧客の声に応えながら成長を続けてきました。
ブランドの背景と成長の軌跡
1999年に創業した会社は、創業以来、地域に根ざした店づくりを行い、「服と人と街をつなげる」という理念を持っています。現在、関西や東海地方に13店舗を展開し、2025年には年商37億円という成果を達成しました。地方発のアパレルブランドとして、日本各地に信頼を築きながら成長を続けています。
WOODY HOUSEの成長の要因は、実店舗とオンラインストアを融合させたハイブリッドモデルです。これにより、顧客との信頼関係を構築しながら、全国のファン層を確立しています。また、地域活性化に積極的に取り組み、ファッションを通じて新たな風を地域にもたらそうとする姿勢が注目されています。
立川店オープンの背景
立川店のオープンに先立ち、2025年11月1日から2日間、YouTubeチャンネル「中年の部屋」によるポップアップショップが東京・立川で開催されます。このポップアップショップは、実際に商品を手に触れる機会を提供し、顧客との対話を通じて今後の店舗づくりに生かすことを目的としています。
地域の方々からの「実店舗を欲しい」という声に応える形で、東京進出が実現しました。特に、立川市における「GREEN SPRINGS」という複合施設での出店は、地域とのつながりを大切にしたいというブランドの理念に合致しており、その場所を選ぶことができたことに感謝の気持ちを述べています。
人を中心にした店づくり
WOODY HOUSEは、ただ服を販売する場所ではなく、「都市と地方、オンラインとリアルをつなぐ居場所的セレクトショップ」を目指しています。地域の特性や暮らしに密着しながら、セレクトや提案を行うことで、より豊かなコミュニティの形成を図ります。訪れた人々が、来店者とスタッフの対話を通じて新しい価値を見出すことができるような、そんな店を追求しているのです。
今後の展開に期待が寄せられる中、立川という新たな環境でどのように顧客との信頼関係を築き上げていくのか、注目が集まっています。
京都ならではの魅力を発信
ここまでの成長を遂げたWOODY HOUSEですが、今後も京都舞鶴で培った地域密着型のモデルを基に、関東のお客様に向けて新たな提案を行っていく予定です。ローカルブランドとしての誇りと共に、ファッションを通じて地域に新たな風を届けることを目指しています。
「私たちの念願は、教員たちが地域を支え合い、それぞれの街に根を下ろすこと」がブランドの今後の目標です。新たにオープンする「WOODY HOUSE 立川店」で、ぜひその世界観を直接体感してみてください!