トルクメンジュエリー展
2025-09-04 15:46:19

中央アジアの美意識を映す「トルクメン ジュエリー – 祈りの造形」展を体感しよう!

中央アジアの美意識を映す「トルクメン ジュエリー – 祈りの造形」展



東京・南青山に位置する化粧文化ギャラリーでは、2025年10月2日から2026年4月3日まで「トルクメン ジュエリー – 祈りの造形」展が開催されます。これは、中央アジアのトルクメンの人々が生み出した美しい装身具を集めた特別展です。

トルクメン(現トルクメニスタン)は長い歴史を持ち、シルクロードにおいて重要な交易拠点として栄えました。彼らの装身具は、富の象徴や部族のアイデンティティを表現するだけでなく、災厄を避けるためのお守りとしての役割も果たしています。展覧会では、カーネリアンや銀を用いた華やかなデザインが特徴的な珠宝が展示され、見る者を魅了します。

装身文化の多様性


トルクメンの装身具には、一つ一つに深い意味が込められています。たとえば、ハート型の背飾りはテケ族やサルイク族の女性たちが用いていたもので、18世紀から19世紀にかけて制作されました。これらの品々は単なる装飾品ではなく、日常生活の中で重要な役割を果たしていたことがわかります。彼らの美意識を反映した品々は、見る者に強いメッセージを伝えます。

充実した関連プログラム


また、展示の魅力をより深く体感できる関連プログラムも用意されています。展覧会の担当学芸員が行うギャラリートークでは、展示作品の見どころを詳しく解説してくれます。開催日時は10月2日、12月4日、2026年2月5日で、定員は各回8名となっています。

さらに、映像鑑賞会も魅力的なプログラムの一つです。国立民族学博物館が所蔵する「トルクメニスタンに関する映像資料」を上映し、トルクメンの伝統や生活様式を理解する手助けをしてくれます。こちらも事前予約制で、上映予定日は10月23日、12月11日、2026年1月22日などが設定されています。

ギャラリーの魅力


化粧文化ギャラリー自体は、小さいながらも多様な展示が行われています。約14㎡の空間に、化粧道具や装身具、関連文献が展示され、訪れる人々に化粧文化の深い理解を促します。学芸員によるトークやレファレンスは予約制で行われ、科学的な視点からも楽しめる内容となっています。

展覧会の詳細


  • - 展覧会名: 「トルクメン ジュエリー – 祈りの造形」展
  • - 会期: 2025年10月2日(木)~2026年4月3日(金)
  • - 場所: ポーラ文化研究所化粧文化ギャラリー
  • - 開室日: 木曜日・金曜日
  • - 休室日: 12月25日~1月9日、3月20日
  • - 開室時間: 11:00~17:00(最終入室は16:30まで)
  • - 料金: 無料

トルクメンの装身具に隠された美意識や文化をぜひ体験しに、化粧文化ギャラリーに足を運んでみてください。美と祈りが交差する特別な空間が待っています。


画像1

画像2

関連リンク

サードペディア百科事典: ポーラ文化研究所 南青山 トルクメンジュエリー

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。