新たな風を吹き込む『むにゅっとしょこら』
京都の名店、井筒八ッ橋本舗は220年もの歴史を誇り、伝統的な京銘菓で知られています。その井筒八ッ橋本舗が、この度新たに立ち上げたブランド「Yatsuken」にて、2月11日から4日間限定で新しいスイーツ『むにゅっとしょこら』を発売します。この新ブランドは、大阪芸術大学の学生たちの手によって生まれたもので、伝統と遊び心を融合させた新しいお菓子の形を提案しています。
『むにゅっとしょこら』は、従来の生八ッ橋の形状をあえて見直し、チョコレートをふんだんに使用した餡を、もっちりとした生地で包み込みました。その名の通り、噛んだ瞬間にチョコの甘さと、もちもちとした食感が一体となる新しい感覚が楽しめるのです。コーヒーや紅茶と一緒に味わうことで、さらに贅沢なひとときを演出してくれます。
Yatsukenプロジェクトの背景
「Yatsuken」は「八ッ橋食感研究所」の略称であり、2023年末に学生たちの発案から始まりました。このプロジェクトが始まるにあたり、KANDO株式会社の高橋代表や、三和紙業株式会社の協力を得て、井筒八ッ橋本舗の若手社員たちが中心となる陣容が整えられました。彼らは、創業から守り続けている「ほんまもん」のスイーツ作りに、新たな遊び心を加え、革新を図ろうとしています。
『むにゅっとしょこら』の詳細
「むにゅっとしょこら」は、価格が1,200円(税抜)、1,296円(税込)で、3個入りのパッケージが用意されています。また、賞味期限は製造日から6日と、比較的短いため、できるだけ新鮮なうちに楽しむことをおすすめします。販売は、井筒八ッ橋本舗祇園本店のみでの限定販売となりますので、ぜひ足を運んでみてください。
住所とアクセス
- - 所在地: 京都市東山区川端通四条上ル北座
- - 交通: 京阪電車祇園四条駅から徒歩約2分、阪急電車四条河原町駅から徒歩約5分、市バス4条京阪前から徒歩約2分
井筒八ッ橋本舗の歴史
創業は文化二年(1805年)で、代々受け継がれてきたこの名店は、特に「井筒八ッ橋」で有名です。このお菓子の名前は、江戸時代に作曲家・八橋検校に由来します。検校が世話になった井筒茶店の主人と共に米を大切にする姿勢から、損なわれる米を使って新しいお菓子を作り出す様子が伝えられています。
このように、井筒八ッ橋本舗は伝統を守りつつ、現代の感覚を取り入れた新しい挑戦を続けています。Yatsukenが生み出す新たなお菓子たちが、私たちの心に幸せを届けることを願っています。
会社概要
- - 会社名: 株式会社井筒八ッ橋本舗
- - 所在地: 京都府京都市東山区川端通四条上る常盤町178
- - 代表者: 七代 津田佐兵衞
- - 創業年: 1805年
- - URL: 井筒八ッ橋本舗公式サイト