里山のお茶プロジェクト
2025-02-18 17:39:24

八ヶ岳の里山から発信する、つながるお茶プロジェクトの魅力

里山のお茶でつなぐ都市と畑・森



はじめに


サステナブルなライフスタイルへの理解が高まる中、八ヶ岳でスタートした「つながるお茶プロジェクト」が注目されています。このプロジェクトは、都市生活者と農地、自然との新たなつながりを創出し、持続可能な暮らしを学ぶ機会を提供します。これにより、現代のライフスタイルに根付いた意識の普及が期待されています。

プロジェクトの背景


株式会社アイクリエイトは、2008年の創業以来、さまざまなサステナビリティ活動を行ってきました。特に、自然からの学びが重要であると感じ、2022年には八ヶ岳で農薬・化学肥料を使わない野菜の栽培プロジェクトを開始。こうした取り組みを通じて、「1億総スモールファーマー化」プロジェクトを推進し、土に触れる機会を広げています。

課題の発見


プロジェクトを進める中で、いくつかの課題が明らかになりました。特に、都市部の人々にとって「畑」は遠い存在であり、アクションにつながらないことが多いのです。また、全国に散らばる同じ想いを持つ活動者たちが、個別の活動に終始してしまう現状も見受けられました。

お茶がつなぐ新たな関係


こうした課題を背景に、「お茶」を通じて人々が手軽に参加できるプロジェクトを設計しました。リジェネラティブなお茶を介して様々なライフスタイルの人々が共通の関心を持ち、つながることを目指します。

専門家と共に進める3つの挑戦


1. つながるお茶「リジェネラティブTea」の開発


プロジェクトでは、里山の恵みを使ったリジェネラティブTeaを開発します。薬草研究家の山下智道さんと協力し、品質にこだわったお茶づくりを進めるとともに、地域の障害者就労支援事業所とも連携し、地域活性化にも寄与します。

2. Edible Forestでのお茶会の実施


八ヶ岳にて、自然の中で「お茶会」を開催します。参加者は土に触れ、収穫体験を通じて自然との共生を学びながら、お茶を味わうことができます。この場を提供するのは、自然菜園コンサルタントの竹内孝功さんです。

3. 都市での機会づくり


将来的には、移動型ティースタンドを展開し、都市部での「つながり」を促進する計画があります。これを通じて、人々が健康的な習慣を維持しながら自然への興味を持つきっかけを作ります。

クラウドファンディングの開始


このプロジェクトに資金を投じるクラウドファンディングが、2025年2月18日に始まります。集まった資金は、お茶の開発費やお茶会の設備資材に使用される予定です。目標金額に満たない場合でも、プロジェクトは推進されます。

代表のメッセージ


アイクリエイトの代表である粟田あやは、八ヶ岳に移住した背景とプロジェクトへの熱意を語ります。彼女は、生きた土のような、人と人の関係性をこのプロジェクトを通じて築き上げたいと願っています。

未来を創造するコミュニティ


最後に、共創型コミュニティ「Planners」は、2030年までに1000のサステナビリティプロジェクトを生み出すことを目指しています。多様なバックグラウンドを持つ仲間たちと繋がり、共に未来を築いていくことを楽しみにしています。


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