銀座でのチーズ道
2025-06-09 17:50:54

パルミジャーノ・レッジャーノの魅力を体感する特別イベントが銀座で開催

パルミジャーノ・レッジャーノ道の極みを体感!



2025年6月6日、東京・銀座の観世能楽堂で行われた「パルミジャーノ・レッジャーノ道の極み」イベントは、イタリアのパルミジャーノ・レッジャーノ・チーズ協会が主催し、その魅力を広める目的で開催されました。日本の優れた文化と融合したコンセプト「パルミジャーノ・レッジャーノ道(La Via del Parmigiano Reggiano)」が発表され、参加者たちに新たな発見を提供しました。

このイベントには、能楽師の辰巳滿次郎氏や書家の中塚翠涛氏、特別ゲストとして女優のMEGUMIさんが登場。開幕挨拶では、駐日イタリア大使のジャンルイジ・ベネデッティ氏が、パルミジャーノ・レッジャーノが持つ重要性について言及し、伝統と執念をもって守られた製法に感謝の意を示しました。

円相ロゴの発表と能楽の融合



イベントでは、中塚翠涛氏が創作した「円相」の新ロゴも発表されました。このロゴは、パルミジャーノ・レッジャーノが持つ千年の伝統を現代的に表現したもので、「美味しい」「自然」「本物」「伝統」「楽しい」の5つをテーマにデザインされています。ロゴの背後には、職人たちが受け継ぐ情熱が込められており、美しさと静謐さを併せ持つ印象を与えています。

また、この新ロゴにインスパイアされた能舞が、辰巳滿次郎氏によって披露され、その演技は、地球の精霊が舞台に現れ神楽を舞う形で構成されていました。能の神秘がパルミジャーノ・レッジャーノの精神を体現し、参加者に深い感銘を与えました。

トークショーとパルミジャーノの奥深さ



続いて行われたトークショーでは、イラリア・グレコ氏がパルミジャーノ・レッジャーノの歴史や品質管理の重要性について詳しく解説しました。彼女は、全生産者が協会に加盟し、高い品質を維持する取り組みにも言及。また、近年の日本とのEPAにより、このチーズがGIとしても守られていることを紹介しました。

さらに、ジャパンコンセプターのティツィアーナ・アランプレーゼ氏は「パルミジャーノ・レッジャーノ道」の概念について語り、日本の道の精神との結びつきを強調しました。MEGUMIさんも参加し、パルミジャーノ・レッジャーノと日本文化の共通点について意見を述べ、守り続けるだけでなく新たな挑戦の重要性について触れました。

テイスティングでの交流



イベントの締めくくりには、厳選されたパルミジャーノ・レッジャーノのテイスティングが行われ、参加者たちは24ヶ月熟成と36ヶ月熟成の風味を堪能しました。イタリアのフランチャコルタや抹茶モクテルと共に楽しむひとときは、新たな美味しさを発見する場となり、参加者同士の交流も深まりました。

今後の展望



パルミジャーノ・レッジャーノ・チーズ協会は、日本市場における認知度向上を図るため、引き続き様々な取り組みを行っていきます。日本の皆さんに親しんでもらえるよう、伝統と品質を重んじながら成長を目指していく姿勢を貫いていく予定です。

今回のイベントは、文化と食が見事に融合した貴重な機会でした。日本とイタリアの深い絆を感じながら、パルミジャーノ・レッジャーノの新たな魅力の扉を開くことができました。


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