サラダ白書2025
2025-08-28 14:42:56

2025年版『サラダ白書』が明らかにする野菜不足の実態とは

野菜不足への意識拡大、2025年版『サラダ白書』発表



株式会社サラダクラブから、2025年版『サラダ白書』が発表されました。この年次調査は、野菜の日にあわせて毎年行われており、今年で16回目を迎えます。調査では、全国の20~69歳の男女2,060人を対象に、野菜やサラダに関する意識を探りました。

野菜不足を感じる人が増加

今年の調査結果によれば、野菜不足を感じている人の割合は69%に達しました。この数値は、昨年から微増しており、特に女性の間でその意識が高まっています。特に20~50代の女性の約80%が野菜不足を感じているとのことです。野菜不足の原因としては、「野菜の価格が高いから」との回答が最も多く、これは経済的な理由が大きいことを示しています。

パッケージサラダが選ばれる理由

野菜不足解消に利用したい商品としては、「パッケージサラダ」が4年連続で1位となりました。利用者の理由としては、手間がかからず使いやすいこと、安定した価格が保たれていること、そして手軽に野菜を摂取できる点が挙げられています。特に平日の夕食にパッケージサラダを利用する人が69%に達し、非常に多くの人が夕食時に利用していることが分かりました。

価格高騰の影響

一方で、キャベツやレタスの価格高騰を実感している人は81%に上り、価格が上昇する理由としては「異常気象の影響」が58%で最も多く挙げられました。このような背景から、価格が上がった場合にどのような理由がよければ受け入れられるかについても調査が行われました。多くの人が異常気象などによる価格上昇を理解しやすい理由として受け入れています。

朝食のサラダ利用が減少

興味深い点は、朝食でのパッケージサラダ利用回数が減少していることです。コロナ明け以降、特に若者の朝食機会が少なくなっており、家庭でのサラダの登場頻度も減少しています。これは食生活の変化を物語る重要なポイントです。

まとめ

『サラダ白書2025』は、野菜不足が依然として深刻であることを示しており、特に経済的な要因が野菜の摂取に影響を与えています。手軽に利用できるパッケージサラダは、その便利さから多くの支持を集めており、今後の食文化において重要な位置を占めることでしょう。サラダクラブは今後も、消費者のニーズに応える商品づくりを進めていくことが期待されています。


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