株式会社ハイブが描く未来の環境とライフスタイル
北海道中川町に拠点を構える株式会社ハイブは、企業理念として「人を想い 自然を想い、豊かに健やかに共栄できる環境の創造」を掲げています。この理念は、単なるスローガンに留まらず、実際の事業や商品の展開に具体化されています。特に、建設業における環境負荷の軽減や、リサイクル素材を使ったデザインへの取り組みは、持続可能な社会の実現に向けた一歩です。
発酵する暮らし「85[ハチゴウ]」の誕生
このハイブの取り組みの一環として誕生したのが、ライフスタイルショップ「85(ハチゴウ)」です。2017年に始まり、発酵やオーガニック、無添加、天然素材などにこだわった商品を揃えています。「発酵とは、より良くなること」という理念のもと、健康や環境に配慮した商品を提供しています。このショップは、東京や大阪に3店舗を持ち、ECサイトでも購入が可能です。
85が誕生した背景には、単に商品を売るだけではなく、人々のライフスタイルそのものを豊かにする姿勢が見て取れます。これからの時代、買う物だけでなく、その物語や背景、価値を理解することが重要です。
地域共創ブランド「meets NAKAGAWA HOKKAIDO」
株式会社ハイブは2023年5月に中川町を視察し、地域との共栄を体現するために「meets NAKAGAWA HOKKAIDO」という新ブランドを立ち上げました。中川町の自然環境と地元の人々の生活スタイルを活かし、未利用資源を活用した商品開発に取り組んでいます。これにより、町の魅力をより多くの人に伝えることを目指しています。
新商品ラインアップと試み
「85[ハチゴウ]」は新商品を続々と発表予定で、その中には中川町特産の山菜を使用した商品が含まれています。たとえば、日本の伝統的な風味を生かした「ギョウジャニンニクの酢醤油漬け」や、「うどのピクルス」は、地元の恵みを感じられる逸品です。これらの商品は、ただの食品ではなく、地域の自然や文化を楽しむ手段でもあります。
さらに、パートナー企業の商品も素晴らしく、ラレシーブオーバンブー合同会社の「フォレストウッドミネラル・ディッシュソープ」は、地域のハッカを使い、環境にも優しい洗剤として人気を集めています。
今後の展望と取り組み
今後、ハイブはさらに多くのパートナー企業との協力関係を築き、地元産資源を生かした新商品の開発を進めていく予定です。体験型ツーリズムの推進や中川町を拠点としたリモート勤務制度も視野に入れ、地域活性化に貢献することを目指しています。
まとめ
「人と自然が共生する環境の創造」を理念に掲げる株式会社ハイブは、単なるビジネスを超えた価値を提供しています。彼らの挑戦は、環境に優しく、心豊かな未来を共に築くための新しいライフスタイルを提案しているのです。ぜひ、ハイブの取り組みに注目し、彼らが生み出す商品の魅力を感じてみてください。