松田シェフの快挙
2025-09-12 11:40:25

プリンチの松田シェフがパネットーネ世界大会で栄冠を獲得!日本のイタリアンベーカリーの実力

松田武司シェフがパネットーネ世界大会での快挙



最近、イタリアンベーカリー「プリンチ」のヘッドシェフ、松田武司氏が特筆すべき成果を挙げました。彼はイタリア政府公認の機関が主催する「FIPGC Panettone World Cup Tokyo 2026」の日本代表選考会で、「パネットーネ イノベーション&チョコレート部門」で見事第1位に輝き、さらに「パンドーロ部門」でも第3位を獲得しました。

この大会はプロフェッショナルのみが参加可能な国際競技会であり、松田シェフの勝利は日本のパン職人としても大きな意味を持ちます。氏が作り上げた受賞作品『パネトーネ チョコラート マローネ』は、2018年より日本のプリンチで販売されており、その評価は光栄なものでした。

受賞作品の特徴



松田シェフによるこのパネトーネは、チョコレートをふんだんに使用した生地に、渋皮栗とヘーゼルナッツ、そしてラム酒を組み合わせたものです。味わいは濃厚でありながら、ラム酒の香りが心地よいアクセントとなっています。見た目にも華やかで、トッピングにはヘーゼルナッツやパールシュガーが施され、視覚的な楽しみも味わえます。これまでのイタリアの伝統的なパネトーネとは一線を画す逸品です。

松田シェフは、この大会での成功によって世界大会への切符を手に入れました。次回はさらなる高みを目指し、優勝を狙います。「日本がパネトーネの本場であるヨーロッパに勝てたら非常に名誉です」と語る松田シェフ。パネトーネの認知度も徐々に高まりつつある中、プリンチでは本場のイタリアの魅力を日本全国に届けることに全力を注いでいます。

松田武司シェフのプロフィール



松田シェフは日本のパン専門学校で技術を学び、関西のパン屋でキャリアをスタートしました。その後、名店VIRONでの貴重な経験を経て、ブーランジェリー部門のグランドシェフに就任。2017年にはフランスで開催された「モンデイアル・デュ・パン」で日本人初の準優勝を達成し、また2016年の「シジェップ インターナショナル ベーカリー カップ」では第3位を受賞しました。これらの経験を織り交ぜながら、松田シェフは2018年からプリンチの日本ヘッドシェフとして、若いパン職人の育成にも情熱を注いでいます。

プリンチの魅力



プリンチは1985年にミラノでオープンし、以来、パンやピッツァ、デザートなど、イタリアの代表的なメニューが豊富に揃っています。厳選された食材を用い、細部にまでこだわったメニューは、イタリアの食文化を存分に楽しむことができます。現在、日本国内には13店舗があるほか、スターバックスとのコラボレーションで、ミラノのスターバックス リザーブロースタリーでもその味を楽しむことができるのです。プリンチの公式サイトやインスタグラムで最新情報をチェックして、ぜひその魅力を味わってみてください。

まとめ



松田武司シェフの受賞は、単なる個人の栄誉に留まらず、日本のパン文化の発展に大いに貢献する出来事です。彼の情熱と革新がますます多くの人々に支持されることを願っています。そして、これからのプリンチの新作パネトーネにも乞うご期待です!


画像1

画像2

画像3

関連リンク

サードペディア百科事典: パネットーネ プリンチ 松田武司

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。