日本のトリップホップシーンを彩るasaの新作
2024年2月20日、ジャパニーズ・トリップホップシーンを牽引しているビートメイカーのasaが、自主制作のデビューEP『1999 - EP』をリリースします。このEPは、99年にわずか100枚が限定発売された伝説のアナログ盤の音源を現代に蘇らせたものです。asaは1996年からサンプラーを用い、独学で音楽制作を続けてきましたが、本セットはその根源に立ち戻る一枚となっています。
EPの中でも特に注目を集めるのが、オープニングトラック「Own」です。この楽曲はBPMが抑えめにもかかわらず、多彩なリズムが生み出す独特の疾走感が魅力です。asaは、洗練された音の作り込みよりもサンプリングの楽しさ、そして直感的な音の組み合わせを重視した結果、初々しさが感じられるミニマルなブレイクビーツに仕上げています。
続くトラック「Motian」は、asaのサンプリングの過程で生まれた偶然性が際立つ作品です。実際に97年からサンプリングを始めたasaは、目を引く音や不規則なビート感に心惹かれて、この楽曲の制作に至りました。
今回のEPは、ノストラダムスの予言が話題となった世紀末の独特な雰囲気と、粗削りなミニマルブレイクビーツの要素を融合させたものです。その全体からは、独自の魅力があふれ出し、現代でも十分に楽しめるBGMとしても役立つ内容となっています。全6曲からなるこのEPは、時代を超えてリスナーの心に響くことでしょう。
楽曲情報
「1999 - EP」は、2024年2月20日より配信が開始されます。正式なリリース日は、リスナーの期待を高める瞬間ともなります。以下は、作品のトラックリストです:
1. Six2026
2. Mike's (No Scratch)
3. Motian
4. Own
5. Float
6. MB
このエポックメイキングなイベントにぜひ注目してみてください。音楽ファンの心をつかむ一撃が、このEPには詰まっています。
asaのこれまで
asaは1998年にDJ KRUSHのアルバム『覚醒』への参加をきっかけに、自身のレーベル「Jar-Beat Record」を設立しました。2002年にはo.n.o(tbhr)やいちろう(ゆらゆら帝国)とともに「shigam」を結成し、その後も多岐にわたる音楽活動を続けてきました。2003年から2015年までの12年間、吉祥寺で実店舗を運営し、閉店後も自身のソロ活動やレーベル運営を通じて多くのアーティストとのコラボレーションを行っています。
最近では、Webショップを拠点に精力的に作品をリリースし、ビートメイカーとしての活動を続けています。公式SNSアカウントも充実しており、最新情報を追いかけやすくなっています。
今後のasaの音楽活動から目が離せません。彼が手がける音楽の進化をぜひ体験してください。