和風ロックの新たな作品、一二三の「百鬼夜行」
ボカロPとして知られる一二三(ひふみ)が、待望の3rdアルバム「百鬼夜行」を2025年8月20日(水)にリリースすることが決定しました。彼の音楽は、妖怪や日本の伝説をテーマにした独自の和風ロックスタイルで、聴く者を新たな世界へと導いてくれます。
今回のアルバムには、過去の人気曲「しゃしゃてん」や「あんたにあっかんべ」など、彼の作品の魅力を余すことなく収めた全10曲が収録されています。特に「しゃしゃてん」はbilibili動画で100万再生、また「あんたにあっかんべ」は韓国のVTuberによるカバーが400万再生を突破するなど、国内外での人気を博しています。
妖怪たちとの共鳴
「百鬼夜行」とは、日本の伝説に登場する妖怪たちが夜を徘徊する姿を表現した物語です。このアルバムには、10体の妖怪と人間の持つ醜い感情をテーマにした楽曲が収められています。曲を通して、悲しみや嫉妬、不安といった感情を映し出すことが狙いです。一二三は、「不安や未練など、負の感情は誰にでもあります。それらを音楽にキャッチして、聴き手が共感できるような作品に仕上げました」と語っています。
本アルバムは、既存曲の再録に加え、新たに録音した楽曲も収められており、全体を通じて一貫したテーマが体験できる構成になっています。新曲3曲と人気曲7曲の計10曲が収められたこのアルバムは、まさに一二三のこれまでの集大成ともいえる作品です。
アートワークの魅力
アルバムのパッケージは、アニメーション作家のまりやすが担当しています。彼女は、これまでに多くの一二三の作品のビジュアルを手がけており、今回も妖怪たちを楽曲ごとに表現した美しいイラストが楽しめることが特徴です。また、CDの歌詞カードもビジュアルにこだわっており、アルバムを手に取る楽しみを増しています。
限定特典と予約情報
「百鬼夜行」はタワーレコードやAmazonなどの店舗限定の購入特典として、クリアファイルやステッカーが用意されているので、ファンにとっては見逃せないアイテムとなるでしょう。ぜひ手に取って、妖怪たちの世界を堪能してください。
ご予約は以下のリンクから可能です。
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一二三とまりやすからのメッセージ
一二三はこのアルバムを通じて、聴き手に寄り添う楽曲をお届けしたいと考えています。彼の音楽を聴いた人が、自分自身の感情を理解し、受け入れるきっかけになってほしいという願いがあります。一方、イラストを担当したまりやすも「妖怪たちを描くことができ、とても楽しかった」と喜びを語っています。彼らのクリエイティブな発想が結集した「百鬼夜行」、ぜひ多くの人に楽しんでいただきたい1枚です。
一二三のプロフィール
2015年からボカロPとして活動を始めた一二三。彼の楽曲は和楽器を取り入れた清楚なロックが特徴です。そのYouTubeチャンネルの登録者数は15万人を超え、代表曲「花が落ちたので、」はTiktokで約5,000万の視聴回数を記録しています。最近では、ゲームやVTuberへの楽曲提供も行い、作家としての活動も広がっています。
アルバム「百鬼夜行」を手に取って、一二三の音楽の深層を体験してみてはいかがでしょうか?一二三の音楽があなたに新たな感情をもたらしてくれるかもしれません。