山川穂高選手が指導した特別野球教室の成功
2025年12月、タイ・バンコクで行われた山川穂高選手による特別野球教室が盛況のうちに終了しました。この教室は、一般社団法人NB.ACADEMYが主催し、日本シリーズのMVPにも輝いた山川選手が海外で初めて行った指導イベントでした。
バンコクの「Bangkok Thunders Baseball」で行われたこの教室には、現地に住む約150名の子どもたちやその保護者が参加しました。イベントの目的は、アジア地域の野球の振興と、東京で開催される「第2回アジア甲子園大会」へ向けた準備の一環でした。
野球の魅力を体験
教室では、バッティングや守備の基本からデモンストレーションまで、参加者の皆さんが実際に体験できる内容が盛りだくさんでした。多くの子どもたちは、山川選手の直伝の指導を受けることで、野球の楽しさや技術、挑戦することの大切さを学びました。
>「山川選手から守備やバッティングのポイントを教えてもらえて、もっと練習したくなりました!」(参加した子ども)
>「ここまで丁寧な指導を受けられる機会は貴重です。子どもが目を輝かせて取り組んでいる姿を見て、野球への愛情が伝わってきました。」(保護者)
参加者の意見と山川選手の思い
参加者からは、山川選手の指導の質に関する感謝の声が多く寄せられました。特に、守備と打撃両方をしっかりと学べる機会があったことが喜ばれていました。山川選手自身も、初めての海外での指導に胸を躍らせていました。
>「国や言語は違えど、“野球”を通じて多くの交流ができました。野球の環境は充実していない部分もありますが、子どもたちの熱意に触れ、私も多くのエネルギーをもらいました。」
東南アジアでの野球振興の重要性
今後、NB.ACADEMYはインドネシア・ジャカルタでのアジア甲子園大会に向けた準備を進めていくと共に、東南アジア地域での野球振興活動を強化していく方針です。これまでにも、インドネシアやシンガポール、マレーシア、フィリピン、ベトナムなどで数々のイベントを行ってきました。
これらの取り組みは、地域の未来を担う選手たちの育成やコミュニティとの交流を豊かにし、アジア全体における野球文化の普及に繋がっています。各国の子どもたち、指導者、スポンサー企業とのつながりを深め、野球の楽しさや価値を広めていくことが期待されています。
まとめ
このバンコクでの特別野球教室は、山川選手の熱意と参加者の情熱が交わり、今後の野球振興活動の良い礎となりました。野球を通じて、国境を越えて人々がつながる喜びや、スポーツの価値を再認識する機会となったこのプロジェクトが、今後どのように発展していくのか、私たちも注目していきたいと思います。