福一漁業株式会社が静岡県美しい海保全基金に寄付
福一漁業株式会社(本社:静岡県焼津市、代表取締役:近藤太一郎)は、2月17日に静岡県庁で行われた贈呈式において、同社の運営するまぐろ専門通販サイト「焼津港船元直営福一」の売上の一部を、静岡県美しく豊かな海保全基金に寄付しました。寄付式には、福一漁業代表の近藤氏と静岡県経済産業部理事の高橋氏も出席しました。
この取り組みは、100年以上にわたって静岡に根ざしてきた福一漁業が、地域の環境保全に貢献したいという思いから生まれました。特に、まぐろやかつおといった魚介類の取扱いを通じて、持続可能な漁業の重要性を広める意義を感じています。2024年10月に予定されている通販サイトのリニューアルに伴い、「売上の一部を寄付する」というキャンペーンを立ち上げ、お客様からの支持を得ることにより、さらに地域の海を守る活動に寄与していく方針です。
寄付の意義と静岡県美しく豊かな海保全基金の概要
静岡県美しく豊かな海保全基金は、地域の海面及び汽水湖の環境保全を目指す事業への経費を支援しています。具体的には、保全活動に取り組む民間団体への助成や、環境保全への啓発活動を行う「美しく豊かな静岡の海を未来につなぐ会」による実践活動の強化、さらには海洋マイクロプラスチック問題解決のための調査・研究開発に取り組むことが示されています。
この基金は、令和4年から7年度の間に予定総額2億円(県拠出1.5億円、寄附金0.5億円)で設立されており、地域の海を次世代に繋げる大切なプロジェクトとして位置づけられています。
今後の福一漁業の取り組み
福一漁業は、BtoBにおいて既に取得しているMELやMSCなどの水産エコラベルの維持・更新を通じて、サプライチェーンの水産資源や環境配慮における持続可能な取り組みを強化していく計画です。BtoCでは、エコラベルに基づいた製品の取扱いを増やすことで一般消費者に向けて、持続可能な漁業の重要性を広めたいと考えています。
このような福一漁業の姿勢は、静岡の海を美しく保つために必要不可欠なものであり、地域貢献の一環として今後も前向きに取り組んでいくことでしょう。お客様もその一端を担うことができますので、ぜひ「焼津港船元直営福一」の通販サイトでの買い物を通じて、海の保全を応援していきましょう。