Trustの先行投資型給与改定
株式会社Trustは、2023年12月1日より全社員を対象にした「先行投資型」給与改定を実施します。この新しい取り組みは、従来の「成果の後に上げる」という考え方を打破し、「未来のために先に上げる」という新たな働き方モデルを採用しています。これによって、社員の不安を和らげ、公平な挑戦の場を提供することを目指しています。
先行投資型給与改定の背景
Trustの代表、多川一馬氏は今回の施策について、社員一人ひとりの成長を支援するための先行投資であり、これによって会社全体が強くなると強調しています。物価の上昇や経済環境の変動の中で、社員の生活水準を保障する責任は企業にあると考えるべきです。この新しい給与体系は、会社が社員に対して投資を行う姿勢を示したものであり、より良い未来を共に築くための大切な一歩です。
働き方別の給与増加詳細
具体的には、Trustでは働き方に応じて給与がどのように上がるのかも明らかにしています。以下のように、年間休日や勤務時間によって月々の給与が変動します。
- - 7時間勤務×年間休日121日:月あたり約2万円アップ、年間約24万円アップ
- - 7時間勤務×年間休日105日:月あたり約2.2万円アップ、年間約26.4万円アップ
- - 8時間勤務×年間休日121日:月あたり約2.3万円アップ、年間約27.6万円アップ
- - 8時間勤務×年間休日105日:月あたり約2.5万円アップ、年間約27.5万円アップ
このように、社員一人一人が自分の働き方にあたる透明性の高い給与改定が行われることで、ますます社員のやる気を引き出す働きかけとなるでしょう。
社長の意志
多川氏はこの改訂に際し、『頑張ったら上げるのではなく、先に給与を上げてから協力をお願いする。それが一番フェアだと思っています』と語っています。さらに、会社の責任として社員一人一人が不安なく挑戦できる環境を作るために、半年間役員報酬を受け取らない決断をするなど、強い意志を示しています。『責任は社長が負う。挑戦は全員で進む』との言葉が、今後のtrustの基盤となることでしょう。
Trustの社名に込めた思い
株式会社Trustは大阪に拠点を置き、過剰在庫や型落ち商品などを買取り、市場に再流通させることで消費者への安価な提供を目指しています。環境問題改善にも貢献するこの活動は、全ての関係者に新たな価値を提供しており、「捨てるのではなく新しい価値を生み出す」との理念のもと運営されています。
まとめ
この先行投資型給与改定は、Trustが未来を見据えた新たな試みとして社員のモチベーションを高め、企業全体を活性化させることでしょう。また、働きやすい環境を整えることで、さらなる挑戦が進むことも期待されます。社員が不安なく自分の力を発揮できる職場環境を創造するために、Trustの取り組みは今後も注目される存在となるでしょう。