103年の歴史を持つ飯塚のり店の新たな挑戦
千葉県船橋市に本社を置く株式会社飯塚海苔店は、明治45年に創業し、103年の長い歴史を誇ります。最近、同社はコーポレートブランドをリニューアルし、新しいブランド理念として「手と手をつなぐ、海苔づくり」を掲げました。この理念は、海苔を生産する農家とそれを食べる消費者、さらに地域社会との結びつきを強調しています。
海苔の魅力と自然の恵み
海苔は、ただの食材ではなく、地域や生産者、気候の影響を強く受ける繊細な自然の恵みです。飯塚のり店は、この独特な風味を守り続けるために、産地からの仕入れ、火入れ、加工を一貫して自社で行っています。また、長年の経験に基づく目利きの技術と職人による焼き加減の調整が「飯塚の味」を生み出しています。
近年、海苔生産者の減少や地球温暖化などによって、海苔の生産量は最盛期の半分以下にまで落ち込んでいます。この現状に対し、飯塚のり店は生産者の想いや技術を次の世代に伝えることを目的に、さらに力を入れていく方針です。
生産者と消費者を結ぶ架け橋
飯塚のり店は、生産者が育てた海苔を問屋が選び、職人が焼き上げ、お客様の食卓に届けるという流れを大切にしています。「手と手をつなぐ」この理念のもと、同社は生産者や消費者の声をしっかりとつなげ、安心・安全な海苔づくりに取り組むことを新たな使命としています。
新しいシンボルマークとパッケージの誕生
リニューアルに伴い、新しいシンボルマークも登場しました。全形の海苔を手で分け合う情景を象徴したこのマークは、「生産者」「飯塚のり店」「消費者」の三者がつながることを表現しています。中央の余白部分には、これまでの飯塚のり店のシンボルであるカタカナの「イ」の形が引き継がれています。
また、海苔を楽しむための「のり選び」シリーズもリニューアル。5種類の板のりが異なるパッケージで登場し、それぞれの味わいや食感が魅力的に表現されています。さらに、味わいの特徴を可視化したグラフや、推薦する食べ方が記載されたデザインに改良されています。
次の100年に向けて
ブランドのリニューアルを契機に、飯塚海苔店は商品パッケージや店舗資材の刷新など、様々な取り組みを進めていきます。生産者と消費者の架け橋として、海苔文化の継承と発展に尽力し、次の100年を見据えた活動を続けていくことでしょう。
飯塚海苔店のこれからの展開に期待が高まります。新たに生まれ変わったブランドのメッセージをぜひ一度、体験してみてはいかがでしょうか。