日本初!ビフィズス菌BB536配合ヨーグルトの老化抑制効果
森永乳業は、老化の進行を抑えるための新たな挑戦として、ビフィズス菌BB536を配合したプレーンヨーグルトの摂取と生活習慣の見直しに関する臨床試験を実施しました。その結果、老化の進行速度を示す指標が減速する可能性があることが分かりました。
1. 研究の背景
加齢は心臓疾患や糖尿病、神経病などさまざまな健康問題と密接に関係しています。近年、老化そのものを対象にした研究が注目されており、老化の進行を測定する指標が開発されています。具体的には、DNAメチル化に基づく情報を使用し、老化速度を評価する手法が広まりつつあります。
米国の研究においては、カロリー制限を行うことで老化の進行速度を2~3%抑制できるとされていますが、今回の研究では「ビフィズス菌BB536」が含まれたヨーグルトと、日常の食事や運動を改善することがどのように影響するかが調査されました。
2. 研究方法
本研究では、50歳から74歳までの過体重の男性48名を対象に、ビフィズス菌BB536を含むプレーンヨーグルトを1日100g摂取する群と、通常の生活を続ける群に分けて比較しました。介入は3か月間行い、その間に食事改良や運動習慣について個別指導を行いました。
実施内容
- - 介入群には1日100gのヨーグルトの摂取を指示。
- - 食事指導では、健康的な食事の実践に向けて、個別に食事記録をもとにアドバイスが行われました。
- - 運動指導としては、ウォーキングやステッパー運動を1日30分程度、週に3日以上行うように促されました。
- - 非介入群は通常のライフスタイルを維持しました。
3. 研究結果
3か月後の結果では、介入群において老化の進行速度を示す指標(DunedinPACE)が有意に減少したことが確認されました。具体的には、老化速度が約2.3%低下した可能性が示唆されています。この結果は、米国のカロリー制限の研究と同レベルの減速効果とされ、非常に意義深いものです。
結果の解析
ただし、参加者のBMIや運動頻度との関連性は明確には確認できませんでした。このことから、ビフィズス菌BB536の効果と食事や運動の改善が相まって、老化の進行速度が緩やかになる可能性が示唆されています。
4. まとめと今後の展望
ビフィズス菌BB536を含むプレーンヨーグルトの摂取と、生活習慣の見直しによって、老化の進行速度を抑制できる可能性が示されました。今後も森永乳業はビフィズス菌に関するさらなる研究を進め、その成果をもとに多くの人々の健康に貢献することを目指しています。
この研究は、日本において初めての試みであり、今後の臨床応用が期待されます。老化予防に関心のある方は、ぜひビフィズス菌を含む食品を日常に取り入れてみることをお勧めします。