オイシックス・ラ・大地が取り組むLGBTQ+支援活動
食品サブスクリプションサービスを展開しているオイシックス・ラ・大地株式会社が、2025年のプライド月間に向けてさまざまな多様性支援の取り組みを行っています。特に今年から初参加となる企業連合プロジェクト「Pride Action30」にも注目が集まっています。
プライド月間に向けた背景と目的
オイシックス・ラ・大地がLGBTQ+の理解を促進する取り組みを行う背景には、企業内の構成メンバーの多様性があります。現在、23か国以上の国籍を持つメンバーが集まっており、企業として「国籍・人種・性別・セクシュアリティ等の属性による差別を行わない」という姿勢を持っています。この理念に基づき、ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン(DE&I)委員会を設立し、活動を推進しています。
Pride Action30への初参加
「Pride Action30」は企業が主体となり、LGBTQ+への理解を深め、支援を表明するためのプロジェクトです。オイシックス・ラ・大地は、今年から初めて無償パートナーとして参加。具体的には、社内でのLGBTQ+に関する理解を深めるための資料を掲示したり、特別コーナーを設置したりすることで、社員一人ひとりが今できるアクションを見つけられるような環境づくりに取り組んでいます。
レインボーバナーの設置
また、グループ会社のシダックスコントラクトフードサービスの社屋にもレインボーのバナーを設置。これは、LGBTQ+の方々に対してアライであることを示すためのもので、神宮通りに面した場所に掲示されているため、多くの人々の目に触れる機会が増えています。
特別ダンボールの導入
さらに、特別なデザインのダンボールを用いた商品配送も行われます。虹の6色をあしらったこのダンボールは、食べる人も、作る人も、食材もみんなが生き生きと輝けることをテーマにしています。プライド月間の趣旨に合わせたこの取り組みは、顧客へのメッセージとしても大変意義深いものとなっています。
これまでの活動
オイシックス・ラ・大地は、これまでにもLGBTQ+に関する意識向上のために全社員向けの研修や匿名調査を実施しています。社員の理解が進んでいるという結果も得られ、今後もフレンドリーな職場づくりを目指して、改善に向けた活動を続ける意向です。社内のアライサークル「PRiSM!」も活動を開始し、LGBTQ+の理解を深めるために定期的なイベントを行うことも計画されています。
まとめ
オイシックス・ラ・大地は、LGBTQ+に関する支援活動を通じて、企業としての責任を果たし、多様性を重んじる組織作りを進めていきます。食卓にいるすべての人々が安心して楽しめる社会を目指す同社の取り組みは、今後ますます注目です。