ソルガムが変える未来の食文化!信州大学元副学長が顧問に就任
長野県に本社を構えるAKEBONO株式会社が、この度新たに信州大学名誉教授の天野良彦氏を顧問に迎えました。このパートナーシップにより、産学連携の力を活用して、グルテンフリー市場に新たな息吹を吹き込むことが期待されています。
新ブランド「GLUTENFREE JAPAN」の誕生
AKEBONO株式会社は、9月にスタートした新ブランド「GLUTENFREE JAPAN」を基盤に、食の多様性を提唱するために取り組んでいます。このブランドは単なるアレルギー対応に留まらず、全ての人々が楽しめる食文化の構築を目指しています。その中核には、世界五大穀物の一つである「ソルガム」が位置付けられています。
天野氏は、ソルガムの専門家として長年の研究を重ねてきた経歴があります。彼によると、この穀物はアレルゲンフリーであり、さらに健康に良い成分が豊富であることから、一般の人々にも健康への貢献が期待されるとのことです。特に、環境に優しい循環型農産物である点は、持続可能な社会の実現にも寄与するでしょう。
食の未来を切り拓くリーダーシップ
長年にわたり信州大学の副学長や工学部長を務めてきた天野氏の参画は、AKEBONOにとって大きな転機をもたらします。大学と産業界の橋渡しをし、革新的なグルテンフリー食品の開発と普及に向けて、より確かなステップを踏むことが可能となるでしょう。これにより、食物アレルギーに悩む多くの方々にとっての希望の光となることでしょう。
天野氏は「ソルガムは日本ではまだあまり知られていないが、世界中でアレルゲンフリーの食材として認知されています。この穀物を通じて、私たちの社会がより健康的に過ごせることを願っています」とコメントしています。
AKEBONO株式会社の挑戦
AKEBONOは、2019年に設立された信州大学発のスタートアップであり、「安心・おいしさ・持続可能性」を経営理念として掲げています。グルテンフリー食品の製造や販売に取り組み、全国的な評価も受けており、信州ベンチャーサミットのグランプリを獲得するなど、その可能性が広がっています。自社ブランド「縁‐enishi- sorghum&glutenfree」や新ブランド「GLUTENFREE JAPAN」を通して、誰もが楽しめる食文化を発信しています。
最後に
未来の食文化をリードするべく大きな動きを見せるAKEBONO株式会社。天野良彦氏との強力なタッグにより、グルテンフリー市場は新しい局面を迎えることとなります。ソルガムを通じて新たな食の価値を創造する彼らの活動に、今後も注目していきたいですね。