ギターを楽しむための新しい風、レイドバックVol.17
音楽の楽しみ方は人それぞれであり、大人になってもその楽しさは尽きることがありません。2025年7月14日に発売された『ギター・マガジン・レイドバックVol.17』は、まさに成熟した大人のギタリストたちに向けた珠玉の一冊です。特に今回の号では、表紙と巻頭に登場した乃木坂46の五百城茉央と奥田いろはが、ギターのおもしろさを存分に語っています。二人のインタビューを通じて、ギターがどのように彼女たちの音楽的成長に寄与したのかも知ることができます。
ゆったりとしたひとときをギターで
本号は「レイドバック」というテーマのもと、忙しい日常から少し離れ、ゆったりした時間を過ごしながらギターを楽しむことを提唱しています。多くの人がかつて憧れたギター・ヒーローたちの魅力を再確認しつつ、あなた自身の音楽ライフを見つめ直すきっかけになることでしょう。ギターを押し入れにしまったままの方や、今こそ再び弾きたくなった方にとっても、心温まるメッセージが詰まっています。
懐かしのヒーローたち
特集として「70年代世界最強ギター・タッグ決定リーグ戦」が組まれており、当時のギタリストたちの名コンビを特集しています。デュアン・オールマンとディッキー・ベッツのオールマン・ブラザーズ・バンドや、KISSのエース・フレーリーとポール・スタンレーのコンビは、今でも多くのファンに愛されています。これらのタッグの互いの持ち味を生かした演奏を通じて、現代のギタリストにも新たなインスピレーションを与えてくれることでしょう。特に、彼らの絆や共演を振り返ることは、音楽の原点を再発見するための絶好の機会です。
インディ・レーベルの宝探し
また、レイドバック・ルポでは、インディ・レーベル「ステップス・レコーズ」に焦点を当て、その魅力的なカタログが紹介されています。新興でありながらも、かつてのアーティストたちの宝の山を掘り起こす試みは、聴く人に新たな感動をもたらしてくれることでしょう。これにより、音楽の幅が広がり、リスナーの心を掴むことができるのです。
特別対談とセミナー
さらに、木根尚登と野村義男による対談も大いに楽しめます。ギタリストとしての彼らの想いや経験が詰まったこのセッションは、笑いもありながら、ギターに対する熱い情熱が感じられます。
また、レイドバック・セミナーとして、ジャズ・スタイルのスウィング・ギター練習帳やリペアショップの賢い利用法も紹介されています。これにより、より実践的な知識を身に付け、自分の音楽ライフをさらに充実させることが可能となります。
まとめ
『ギター・マガジン・レイドバックVol.17』は、「懐かしさ」と「新しさ」が絶妙にブレンドされた素晴らしい内容です。大人のギタリストが持つ夢や憧れ、ギターへの情熱を再確認できるこの一冊を手に取って、再び楽器を手に取る幸運が訪れますように。音楽、ギター、そして人生を楽しむためのヒントがここに詰まっています。あなたも、この特別な号から栄養を吸い取って、新たな音楽の旅に出かけましょう。