ナリス化粧品の新しいメイク工場が稼働
株式会社ナリス化粧品は、兵庫県三木市に新たにメイク工場を建設し、2023年4月より稼働を開始しました。この工場は、6年にわたる工場敷地内の全面的な刷新プロジェクトの集大成として位置づけられています。ナリス化粧品は1932年に設立され、長年にわたり美容業界で活躍してきました。
新工場の特色
新メイク工場の延床面積は16,719㎡で、生産品目には液体製品やクリーム、粉体製品まで幅広く対応しています。特にファンデーションや口紅などのメイクアップ製品が生産され、高い生産能力を誇り、約50,000千個の充填包装が可能です。今後、伴って行われる工事が2026年1月に完了する予定で、さらなる設備強化が期待されています。
施設内の充実した教育機関
新工場の敷地内には、製造拠点に加えて教育施設も設けられており、そちらでは従業員はもちろん、取引先の方々にもナリスの技術や研究成果を体感してもらえるような場を提供しています。特に、兵庫研修センターには大型講義ホールや実技教室が備えられており、非常に充実した教育環境が整っています。さらに、親子での訪問を考慮し、キッズスペースやダイニング&カフェも併設されているため、訪問者にとって快適な環境が整っています。
企業の理念と展望
ナリス化粧品の経営理念は「for others~人様のために~」であり、社員一人ひとりがこの理念を胸に製品を通じて顧客の安心と幸福の提供に努めてきました。これからも、新しい工場の稼働に伴い、より高品質で安心できる製品を継続的にお届けしていくことが表明されています。
兵庫工場の魅力
この新しい施設は、メイン工場に続く形で展開されており、2019年にはスキンケア品を製造するメイン工場が竣工。その後、2021年には企業資料館「成寿殿」がオープンし、現在では「創業者の足跡」や「化粧品開発技術」などに焦点を当てた多彩な展示を行っています。これにより、ナリス化粧品の歴史や企業文化を一層深く知ることができる機会が提供されています。
まとめ
ナリス化粧品の新たなメイク工場の稼働は、製品の品質向上と顧客満足度を追求するだけでなく、企業の成長に寄与する重要な一歩となります。新しい設備の活用により、高度な技術とサービスを提供し、これからの未来に向けたナリス化粧品のさらなる飛躍が期待されます。