進化した「高温耐性米」12品種がOisixに登場!
最近の日本は連続する猛暑に見舞われ、特に夏場の高温が農業に深刻な影響を与えるようになりました。この気候変動に適応するため、米作りでも様々な取り組みが行われています。その一環として、Oisix・ラ・大地株式会社が新たに、育てやすさと美味しさを兼ね備えた「高温耐性米」を12品種取り扱うことを発表しました。販売は2025年10月23日から開始されます。
高温耐性米の必要性
全国各地では近年、気温が上昇し続けており、その影響で農作物の品質低下が懸念されています。特に、米については、高温や少雨によって「白未熟粒」などの悪影響が生じ、これまでの米作り手法では対応が難しくなっています。農林水産省のデータによれば、高温耐性のある品種の作付面積は9年前の2倍以上に増加し、2024年には20万ヘクタールに達すると予測されています。
これらの高温耐性米は、気候変動の影響を受けにくく、安定した味や香りを保つことができます。まさに新しい銘柄米として、全国で注目されています。
Oisixの取り組み
Oisixは2000年の創業以来、契約農家との連携を通じて、安心で安全なお米をお届けしてきました。高温耐性米の取り扱いを始めたのは昨年からですが、今年はその品数を大幅に増やしました。もともと2品種の取り扱いからスタートし、昨年は7品種、そして今年は12品種にまで拡大。測定された販売量も前年度に比べて1.5倍に達しています。
特に注目すべきは、「高温耐性米」の食べ比べセットです。このセットでは、小規格で販売され、初めての品種でも気軽に楽しめるようになっています。食べ比べを通じて、自分の好みの銘柄を見つけるチャンスが広がります。
人気の高温耐性米とその特徴
Oisixが新たに取り扱う高温耐性米には、以下のような品種が含まれています:
- - にじのきらめき(石川県金沢市産):大粒で食べごたえがあり、もっちりとした食感。
- - 有機はれわたり(青森県中泊町産):粘りが強く、やわらかい食感が特徴。
- - 有機あきさかり(福井県越前市産):美しくつやがあり、ふっくらとした粒立ちと甘みを兼ね備えています。
これらの米は高温耐性でありながら、今までの日本のお米が持つ美味しさをしっかりと引き継いでいます。
食べ比べセットのラインナップ
Oisixでは、これらの高温耐性米を各300gまたは2kgの食べ比べセットとして販売します。価格はそれぞれ1,852円と9,213円(税込)で、好みのお米を見つけるための手助けとなります。
食にも影響を及ぼす気候変動。その対策として進化を続ける高温耐性米が、今後も私たちに「おいしい食卓」を提供し続けてくれることを願っています。Oisixの新しい米を食べて、未来の食事を楽しんでみませんか?
Oisixについて
Oisixは、2000年の設立以来、信頼できる素材を使用した食品を提供してきました。会員数は驚異の350,000人以上に達し、特にミールキット『Kit Oisix』は2億食以上の出荷を記録。品質と安全性を重視したOisixのサービスは、今後も日本中の食卓に幸せを届けてくれることでしょう。