新流動食「わのか」
2025-07-15 11:45:14

森永乳業が開発した新しい粘度可変型流動食「わのか」登場!

医療・介護分野を変える新しい流動食「わのか」



森永乳業クリニコ株式会社が、2025年7月18日(金)より、革新的な粘度可変型流動食「わのか(和の奏)」を発売すると発表しました。この新製品は、医療や介護の現場での食事の選択肢を広げるだけでなく、栄養吸収に特化した設計が特徴です。

流動食の新たな可能性


「わのか」の最大の特徴は、酸に反応して物性が変化するという点です。液体状態からとろみ状に変化することにより、体内に長く留まることができ、栄養の吸収が穏やかになることが期待されています。また、ペクチンとカゼインを利用したダブルの増粘サポートによって、少量の酸でも効果的に粘度を増すことができるのです。

この設計は、医療・介護従事者が安心して使用できるよう工夫されており、患者やその家族の身体的負担や不安を軽減することを目的としています。これにより、食事の時間がより快適に、そして安心して取れるものになるでしょう。

日本人の食事基準に配慮した栄養設計


「わのか」は、2025年版の日本人の食事摂取基準を参考にし、PFCバランスが理想的な16:23:61に設定されています。0.6kcal/mlと0.8kcal/mlの2種類から選べるようになっており、さらにたんぱく質やEPA、DHA、食物繊維を豊富に含んでいます。

特に、100kcal当たり4.0gのたんぱく質と、シールド乳酸菌を217億個含むことで、健康的な食事をサポートする要素がしっかり整っています。シールド乳酸菌は森永乳業が独自に選定した、安全で効果的な乳酸菌です。

パッケージデザインにもこだわり


新商品「わのか」は、パッケージデザインにも「和」をテーマにした配慮がされています。草木や藤の花をイメージした落ち着きのある色合いで、目にも美しく、精神的にもリラックスできるように工夫されています。食も見た目が重要な要素であることを反映したデザインといえます。

販売について


製品は医療施設や介護施設での先行販売を行う予定で、一般向けの発売時期や価格についてはまだ未定です。この流動食が医療や介護の現場での食事の選択肢としてどのように進化していくのか、私たちも注目していきたいところです。医療・介護の現場でのニーズに応えるべく、森永乳業クリニコはこれからも成長し続けていくでしょう。

まとめ


森永乳業クリニコが提供する新しい流動食「わのか」は、医療と介護の現場での食事の質を向上させる一歩となることが期待されます。栄養管理の難しさや課題に寄り添い、より快適に食事が取れる環境をサポートするこの新たな挑戦に、私たちも期待が高まります。健康的な食生活を実現するための新たな選択肢として、ぜひ注目していきたいです。


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