松江の魅力を活かした新しい挑戦
この度、株式会社ODORIJIが島根県松江市の老舗和菓子店・彩雲堂とタッグを組み、銘菓「よもぎ若草」から新たに生まれたクラフトビール「よもぎ若草セゾン」を発表しました。このプロジェクトは、松江市の素材と文化を活かし、未活用の部分を有効に活用するという新しい試みです。
よもぎ若草とは?
「よもぎ若草」は、松江藩の7代藩主である松平治郷が春の茶席で使用したお菓子がルーツです。長い歴史を持つこの和菓子は、明治時代に彩雲堂によって復活しました。特に今回のビールに使用されるのは、この和菓子に使われる松江産よもぎの茎部分で、これまで廃棄されていた未活用素材です。
「よもぎ若草セゾン」の魅力
「よもぎ若草セゾン」はすっきりとした飲み口ながら、よもぎの香りと酵母由来の華やかさが感じられる一杯です。さらには、食事や「よもぎ若草」とのペアリングを楽しむのにもぴったりの優しい味わいに仕上がっています。このビールは全480本限定で、2026年7月22日より自社サイトの通販でも販売予定です。
コラボの背景にある交流
このプロジェクトは、2026年2月に初めて開催された「松江観光大使交流会」での出会いから始まりました。そこにいた松江観光大使の古原徹氏と彩雲堂の山口周平氏が対話を重ね、よもぎの未活用部を使った新たな商品開発の可能性を見出したのです。この交流が新たな価値創出につながっています。
自然と地域を育む味作り
「よもぎ若草」に使用されるよもぎは、日本海の潮風を受けて香り高く育ちます。この貴重なよもぎは機械ではなく手摘みで収穫され、年に一度だけ行われるため、希少性が高いです。良質なよもぎを使用することで、足りなかった部分を埋めたり、そして新しい価値を提供したりすることに成功しました。
未来に向けての展望
販路は、首都圏を中心に広がり、松江の文化や素材を全国に届けることを目指しています。さらに「よもぎ若草セゾン」は、ただのコラボ商品ではなく、地域活性化を目的とした「まつえ価値創発事業」としても進化しています。この取り組みを通じて、松江の魅力をより多くの人に知ってもらい、地域に還元される仕組みを作りたいと考えています。
このプロジェクトの成功は、松江の関係人口を増やし、新たな挑戦と産業を生む元になることでしょう。是非、松江に根ざしたこの新しいクラフトビールを味わってみてはいかがでしょうか。