障害者アートと地域の力を感じる「はーとふるSHOP」が新たにオープン！

姫路市の中心地である姫路城の近くに、地域の障害福祉サービス事業所が手がけた商品を扱う「ひめじはーとふるSHOP」が新しい販売形式、委託販売を開始します。これは、今まで市役所のロビーなどで対面販売を行っていたものに加え、観光名所のすぐ隣に店舗を開設し、より多くの人々に製品やアートを届けるための重要なステップです。

新たな顧客ニーズの創出

この委託販売により、販売の機会を増やしつつ、障害者が制作した作品の魅力を広めます。具体的には、観光客や新しい顧客層に向けて、手工芸品や高付加価値商品を取り揃え、より多くの人々にアプローチを図ります。

商品ラインナップの充実

例えば、名物の「姫路城ポーチ」や「さをり織りぞうり」、さらには「姫路城Tシャツ」といった地元愛あふれるアイテムが揃っています。特におすすめしたいのは、姫路の歴史的風景を描いた「花ふきん」で、その美しさと実用性を兼ね備えています。

アート作品の展示

さらに、店舗内では障害者が手掛けたアート作品も展示されています。展示作品は4か月ごとに入れ替えられ、現在は小島芳郎や樫木隆治などのクリエイティブな作品が並んでいます。アートに触れることで、障害者の社会参加や理解促進にも寄与している点が魅力です。

地域との連携と社会貢献

「はーとふるSHOP」は、障害者が接客に携わることで働く意欲を喚起するだけでなく、売り上げは全て障害者本人に工賃として還元されます。この旨は、地域全体で障害者を支援し、彼らの社会的な自立を促進する活動にもつながります。

便利な立地

店舗は、観光名所である姫路城前の「家老屋敷跡公園便益施設」内に位置し、観光客にとってもアクセスが良く、訪れる際には立ち寄りやすい環境が整っています。営業時間は午前10時から午後6時までで、姫路城でのイベント開催時には営業時間が延長され、よりたくさんの人に来ていただけることでしょう。

今後の展望

今回の「ひめじはーとふるSHOP」のオープンは、地域の特性を生かした新しい形の販売スタイルとして、今後の展開が楽しみです。地域全体の協力のもと、障害者とその家族、さらには市民が一体となってこのプロジェクトを盛り上げていけるよう、私たちも応援しましょう！

この機会に、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。ひめじはーとふるSHOPで、心温まる素敵な商品やアート作品に出会えること間違いなしです。